花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

カメラ散歩 さつま町の観音滝 2022/11/22(鹿児島)

2022-11-23 18:50:40 | 自然観察
11月22日(火)冠嶽神社を後にして市比野経由で観音滝に向かいました。

観音滝リゾート案内板 以下の画像は11月22日に撮影


県道42号川内加治木線を東に進み藺牟田池近くを北進、祁答院黒木地区からさつま町中津川に向かいました。

観音滝一帯の開発が始まった昭和50年代に訪れた後、数回訪れた気がしますが記憶が曖昧です。

穴川沿いの紅葉


夏場に訪れるさつま町広瀬の農家そばヤマサキの蓮池、田原のスイレン棚田の北側、穴川上流部に位置しています。

春は桜並木が見事なことでしょう。上流部に見えるのはガラス工芸館、観音滝は右側山手にあります。

下流側の紅葉


雲がなければ紅葉が輝くことでしょうが、天気ばかりはどうにもなりません。晴れのち雨の予報どおり、急速に天気は下り坂。

橋の向こうはキャンプ場


夏場は水遊びが楽しそうな場所です。河川工事と併せてリゾート地として開発されたのでしょう。

建物の一部は使われず、野ざらしの廃棄物がありました。開発当初の希望や活気を思うと隔世の感があり、少し悲しくなりました。

ここには水路があった


滝に向かう途中の右手に人工的なものでしょうが、二筋の急流がありました。

橋の欄干のカエル


今日は11月22日、いい夫婦の日です。カエルの表情が可愛くてカメラを向けました。

観音様の奥にある観音滝


ガラス工芸館横から入った所の観音滝には広い滝つぼがあり、大きくはありませんが優美な滝です。

12時43分 紅葉はだいぶ散っていて残念


昨日冠嶽でお会いしたカメラマンさんに声を掛けられ驚きました。この方から観音滝の情報を得て私もここまで来ました。タイミングがぴったりで、これも何かのご縁でしょう。ありがとうございました。

展望台から岩場に下りて写すとまた違った雰囲気でしょうが、苔むした岩場は足元が悪そうで無理は禁物です。

滝の向かいにある観世音菩薩像


個人で寄進されたもののようです。滝を見下ろす階段状の展望台はかなり老朽化しており、先々の管理整備は大変だろうと思います。

やはり紅葉があると滝も引き立つ


日差しが強くない方が写しやすいような場所でした。時折雲間からお日様の光が届き、落ち着いた滝の表情が写せて幸いなことでした。

帰りは宮之城方向へ進んだところ車は少なく、雨に降られず1時間15分ほどで帰宅できました。

かつて仕事でお世話になった宮之城の商店街や通りが衰退していることは残念でした。地方の町はどこも程度の差はあれ同様で、これも世の移ろいです。
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桜島の朝日 ドローンと冠嶽紅葉 2022/11/22(鹿児島)

2022-11-23 17:14:59 | 自然観察
11月22日(火)予報は晴れのち雨、桜島を写して冠嶽神社に向かいました。

22日6時48分 かごしま健康の森公園からの桜島


7時12分 桜島南岳火口付近から顔を出した朝日


天気が急速に崩れる日は朝焼けが出やすいものですが、全体に霧が出ていて朝焼けも桜島もぼんやりの朝となりました。

日の出は6時50分、20分ほどかけて朝日が顔を出しました。薄雲と湿気の多い空気がフィルターになり、満月のような眩しくない朝日でした。

前日21日15時3分 冠嶽神社参道橋


前日21日、早い木では色づきが進み紅葉が見頃となっていました。右手の木の下にはライトアップ装置がありました。

21日 川面に映るイチョウの黄色


わずかな流れにごく小さな渦が見えたので何度も写しましたが、うまく表現できませんでした。

21日16時21分 日は西に傾き日影に入った望嶽亭


冠嶽神社周辺は山に囲まれ、太陽高度の低いこの時期は日陰が広がりやすく、紅葉の見映えが悪い時間帯でした。

22日8時36分 朝の光は左手から 以下は22日に撮影


この時間はまだ神社参道に光が十分に届いていませんでした。

8時53分 大師堂に広がってきた朝の光


木間から光が差し込み明暗差は強めですが、背景の紅葉が輝き始めて印象的。

10時19分 ブーンと軽い音が続く ドローンが飛んでいる


ドローンを使って上空からの動画撮影をする方に色々と教えてもらいました。経験の長い方で、今日は大小2機を自在に操り景色を記録、ユーチューブにも投稿されているそうです。

スマホに操縦装置をくっつけ、GPSも利用して機体から送信される映像を見ながら操縦。スマホに4K画質の映像が記録される仕組み。画像の中型機は20万円ほどですが、小型機は198グラムで価格も手頃とのこと。

機体には登録が必要で、小さな文字で20桁ほどの登録番号が記されたテープのようなものが付いていました。

こちらは小型機


最高高度は147mまで、電線などに注意して目に見える範囲で操縦、バッテリー切れ前に機体が自動降下するように設定されていて、ドローンを失くしたことはないそうです。

小型機のバッテリーはごく小さいものでしたが上昇速度は驚くほど早く、気を付けていないと見失うほどの速さで驚きました。

カメラの向きはリモートで自在に変えられ、上空からは冠岳西岳や岩場、海の方も見えていました。細かなことまで教えていただきありがとうございました。

10時57分 お大師さん 鎮国寺頂峰院大師堂の北側


次第に雲が多くなりましたが、時折雲間から柔らかい光が届き、お大師様の表情は穏やかでした。

11時3分 時折明るい日差しが出た


カメラの設定を風景モードで写すと赤や緑が強調され、見た目よりも少し派手目に写りますが、やはり一番大事なのは柔らかな明るい光です。

11時11分 大師堂と紅葉


この木は色合いが赤よりも茶色で、落葉が近い感じです。画像外右手の木はまだ緑葉で、上流部の木も殆どはまだ緑葉でした。

早いものは今週末で落葉しそうですがこれから色づく木も多く、徐福像への道沿いの紅葉も含めて12月上旬までは楽しめそうです。この後さつま町の観音滝に向かいました。
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浜に鵜の群れ えんどう豆移植 2022/11/21(鹿児島)

2022-11-23 13:37:51 | 野菜作り
11月21日(月)野菜園の様子見に日置へ出かけました。

9時15分 吹上浜日置海岸 以下の画像は11月21日に撮影


海岸近くに生まれ、海を眺めながら育ってきました。風はなく穏やかな海、沖合にはゆっくりと北へ帰る引縄漁船が3隻ほど。

何か普段と違うのは、波打ち際近くに多くの鳥が集まっていたことでした。

驚かさないよう ゆっくり近づく


小魚を取っているようで、数羽は波打ち際に立っていました。このところ天気がぐずつき、海の様子が変わり小魚が集まっていたようです。

少しだけ飛んで逃げる


150羽ほどの鵜のようでした。小魚が岸近くに多いようで遠くまで飛ぶことはなく、少し岸から離れて群れはゆっくりと北へ移動して行きました。

海の様子がこれまでと変わり、小魚が寄ってくればブリの群れが近づきそうな気がします。海にいるから海鵜というわけでもなく、川鵜かもしれません。

えんどう豆 大部分が発芽成長


10月29日に種蒔きして、10センチ程度に伸びてきたので栽培棚に移植しました。

同じ日に蒔いたそら豆は13本中の3本が発芽しただけで、移植までにはかなり日数がかかりそうです。

枯れることも考えて間隔は狭く植えた


直播の時は30センチ間隔で、直径10センチほどの丸い穴に3粒ほど蒔きます。3本発芽しても間引きはせずに育てていましたので、今回は狭い気もしますが大丈夫でしょう。

昨年は発芽が悪く3回ほど種蒔きをし直し、その都度移植。結果的には生育に差があり密植でしたが、全体の収量はやや少なめ程度でした。

ネットを挟んで 南北方向2列に植える


様子を見ながら竹の支柱を立てる予定です。50センチほどに伸びる来月下旬ころには、栽培区画全体を漁網で覆って野鳥の食害を防ぎます。

小菊がきれい


母が昔畑に植えていた小菊が今も残っています。買い求めた小菊を仏様に供えた後、挿し木して自家用に栽培したものです。

菊は生命力が強く、今年は肥料も水も一切与えることなく放置状態でしたがきれいな花を咲かせました。

5月頃までに挿し木で新たな苗を育て、適度な肥料と風で倒れないよう対策を施すと花数も増えて見映えが良くなります。

富有柿 なかなか成熟しないが・・・


色づきが進んだものがありましたが、皮が残っていただけで野鳥が殆ど啄んでいました。今年は柿が豊作でまだ食べきれずに残っているので、野鳥にあげても気になりません。

国有地との境界標識


午後、測量の人が2人で作業をしていました。300mほども離れた国道近くの土地を測量するため、最初の起点となる海岸に近いこのポイントから次の標識地点までの角度を順次測量するのだとか。

基本となる正確なものから順次たどって行く、かなり手間のかかる作業、お疲れ様でした。

14時35分 いちき串木野市 市来大里「寺迫の田の神様」


天気が良いので、冠嶽神社周辺の紅葉撮影に向かいました。今日は市来観音ケ池公園横を経由して向かう途中、田の神様に立ち寄りました。

新しい藁つとが巻かれ、田の神様のお椀には赤飯が供えられていました。殆どの田の神様が半ば放置状態の中で、今も感謝の気持ちで大切にされている方々の様子が浮かび、うれしいことでした。
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