花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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朝晩寒くなり 柿を吊るす 2024/11/23(鹿児島)

2024-11-24 13:50:16 | 天気の話題
11月23日(土)勤労感謝の日、今年も渋柿を吊るす季節になりました。

最低気温の移り変わり 南国鹿児島でも寒さを感じる


10~11月の最低気温を平年と比較したものです。昨年は平年を下回る日が多かったものの、今年は平年より高い日が続きました。

低かったのは11月7日立冬のころと、ここ数日だけです。23日の最低気温は鹿児島で9.6度、鹿児島の北海道とも言われる薩摩半島北部の伊佐市大口では0.7度でした。

この夏から10月にかけては暑すぎて、平年並みに下がっただけで寒く感じ、22日夜からファンヒーターを使い始めました。

最高気温で見ると


今年は平年よりも低い日は数日程度で、最高気温は平年を大きく上回り、ここ数日も昼間は暖かさを感じます。

平均気温は高めの傾向が続く


11月初旬は一時的に平年よりも低い日がありましたが、平均気温は高めです。

14時38分 日差しを少し遮る筋雲 以下の画像は11月23日に撮影 


青空にゆっくりと雲が流れてきましたが、日差しが完全にさえぎられることはなく穏やかな秋日和です。

鹿児島市都市農業センター 展望台からの桜島


桜の枝先に少し葉が残り、桜島から薄煙が出ていました。

2020~2024年 月別の平均気温と日照時間


今年は日照時間が平年よりも長く、気温が高めとなっています。特に10月は平年より3度も高く、紅葉が遅れています。

15時2分 桜島が噴火


桜島から薄黒い煙がゆっくり上がり、火口上1600mに達しました。今年は特に活動が穏やかなため、噴火を目にするのは珍しいことです。

愛媛産の愛宕柿(渋柿)


日置市の物産販売店チェスト館で、今年は箱入り(2Lサイズ、10kg)を買いました。値段は昨年と同額程度の税込み3000円、48個入っていました。

昨年は福島産の渋柿(2023/11/23) 同じくチェスト館で購入


昨年は福島産の愛宕柿と似た形の渋柿でしたが、T字型の枝先が小さくて紐に括り付ける作業に手間取りました。

吊るす段階でだいぶ柔らかく、これまでで一番美味しい干柿ができました。

つるし柿の作り方


愛媛県のJA周桑(しゅうそう)出荷品で、つるし柿の判りやすい説明がありました。

この説明では紐に通した柿を熱湯にサッとつけるとありますが、私は皮むき直後に一個ずつ熱湯にくぐらせています。

紐に括り付けた後であれば、火傷の心配が少なく一遍にできるので効率的かも知れません。

干柿を作り始めたころは焼酎で洗っていましたが、熱湯だとカビが付くことなく確実です。干し上がったら冷蔵庫で保存しますが、場所を取るのが少し厄介です。

良い色合い


大きさはそろっていて1個当たり200グラム、やや小ぶりな感はありますが、さっそくピーラーで皮をむきました。

皮を厚めにむいてしまっても大丈夫、皮が残っていると食感が良くありません。

17時20分 吊るし終えると日は沈んでいた 日没は17時16分


T字型の枝先が折れないよう注意して柿を紐に吊るします。1個だけは枝がなくなっていたので、竹串を使いました。

物干竿と針金ハンガーを利用しています。雨の日や火山灰が降りそうな日は、簡単に室内に取り込めて便利です。

晴天傾向が続いているので、例年より早めに干柿が出来上がりそうで楽しみです。
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