1月12日(日)昼間の小雨が上がり、夕方には鬼火焚きがありました。
1月7日の様子 鹿児島市岡之原町 花野地区の水田
昭和の頃の鬼火焚きは子供たちが中心になって孟宗竹で櫓を組み、正月明けの門松などの飾りも一緒に焼いて、一年の健康や豊作などを願う行事でした。
現在は地域の団体が主体となり、多くの人が集まる大掛かりな櫓も見かけます。夜間開催が主ですが、かつては昼間や朝方開催の所もありました。
壮年~高齢者主体で準備を行い、鬼火焚き当日に地域住民が参加する形が多いようです。
7日開催が多いので出かけましたが、案内板には12日(日)18時半点火とありました。
7日 門松が持ち込まれていた
7日夕方には田んぼの櫓に、近所の人たちが門松や正月飾りが持ち込んでいました。
12日18時3分 今夜が本番 以下の画像は12日に撮影
日没は17時34分、車に積まれた発電機で灯りが付けられています。まだ人は少なく関係者が準備をすませて時間待ちの状態でした。
道路から田んぼに下りる坂道には、竹の小さな灯篭が並んでいました。
田圃で、ぜんざいが振舞われたころもありましたが、コロナ禍以降は取り止めになったようです。
18時23分 暗くなって月が目立つ
今日は旧暦の12月13日、月齢は12.2、満月は14日です。見た目には真ん丸で雨上がりの空にスッキリと目に付きました。
昼間に小雨が降ったこともあり、今年は人の集まりが少し遅いようでした。
18時30分 すぐに火は櫓の上に
予定通りの点火でしたが、1分もかからず櫓の上にまで火が駈け上りました。例年櫓が組まれるのは12月下旬で、その後雨が少なかったのでよく乾燥していたようです。
18時32分 火の勢いが一番強い時間帯
風が弱く火柱は真上に伸び、竹がはじける音が響き渡りました。火の粉が風に流されることもなく見事でした。
何度か鬼火焚きを見ていますが、よく乾燥しているとごく短時間で炎の状態は最高潮に達するため、撮影ポイントを変えたい場合は素早い移動が肝心です。
観客の塊の中にいると移動が難しいので、あらかじめ移動経路や足元を確かめておくと安心です。
今回は撮影時のカメラブレを最小化するため、三脚を使い足元はゴム長靴にしました。水田は軽く耕されていて足がめり込んだので、ゴム長靴が正解でした。
18時34分 火の粉は少なくなったが火の勢いは良い
笹や木の葉などが燃え尽きたのか火の粉が少なくなりました。炎は勢いの良い状態が続いていますが、勢いのある炎の表情変化が、見た目ほどには写っていません。
夜なのでカメラの感度を上げてもシャッター速度が早くできず、あれこれ設定ダイヤルを回しながら写すうちにはピンボケ画像も多く、炎の色もまちまちになっていました。
撮影直後の画像を見ながら、シャッター速度、感度、絞り、明るさの調整などするのですが・・・火の勢いが良いうちに一枚でも多く写すために、各種設定の良し悪しを考えることよりも・・・とにかくシャッターを押すことを優先しました。
18時38分 火の勢いが安定してきた
この時間帯が一番観客も多く、火の勢いも良いようでした。次々に変化する炎の表情を捉えるべく何枚も写しましたが、どれも似たようなもので今一つでした。
18時41分 道路側の高い位置から撮影
火の勢いが落ち着いてきて周囲に積まれていた枯木や、正月飾りなどを投げ入れる様子が見えました。
18時43分 いつの間にか観客が少なくなった
周囲の燃え残りを中に移して少しずつ片付けていく段階です。一部では竹の先に餅をつけて焼くような様子もありました。
点火から13分、まだ周囲には準備された竹や枯枝、藁の束が残っていました。
少しずつ炎の勢いが弱まりますが、安全にすべて燃やして片付が終わるまでには相当な時間がかかりそうです。
毎年素晴らしい伝統行事を見せてくださる花野町内会の方々には感謝、感謝です。インフルエンザに気をつけて、今年も元気で過ごしましょう。
1月7日の様子 鹿児島市岡之原町 花野地区の水田
昭和の頃の鬼火焚きは子供たちが中心になって孟宗竹で櫓を組み、正月明けの門松などの飾りも一緒に焼いて、一年の健康や豊作などを願う行事でした。
現在は地域の団体が主体となり、多くの人が集まる大掛かりな櫓も見かけます。夜間開催が主ですが、かつては昼間や朝方開催の所もありました。
壮年~高齢者主体で準備を行い、鬼火焚き当日に地域住民が参加する形が多いようです。
7日開催が多いので出かけましたが、案内板には12日(日)18時半点火とありました。
7日 門松が持ち込まれていた
7日夕方には田んぼの櫓に、近所の人たちが門松や正月飾りが持ち込んでいました。
12日18時3分 今夜が本番 以下の画像は12日に撮影
日没は17時34分、車に積まれた発電機で灯りが付けられています。まだ人は少なく関係者が準備をすませて時間待ちの状態でした。
道路から田んぼに下りる坂道には、竹の小さな灯篭が並んでいました。
田圃で、ぜんざいが振舞われたころもありましたが、コロナ禍以降は取り止めになったようです。
18時23分 暗くなって月が目立つ
今日は旧暦の12月13日、月齢は12.2、満月は14日です。見た目には真ん丸で雨上がりの空にスッキリと目に付きました。
昼間に小雨が降ったこともあり、今年は人の集まりが少し遅いようでした。
18時30分 すぐに火は櫓の上に
予定通りの点火でしたが、1分もかからず櫓の上にまで火が駈け上りました。例年櫓が組まれるのは12月下旬で、その後雨が少なかったのでよく乾燥していたようです。
18時32分 火の勢いが一番強い時間帯
風が弱く火柱は真上に伸び、竹がはじける音が響き渡りました。火の粉が風に流されることもなく見事でした。
何度か鬼火焚きを見ていますが、よく乾燥しているとごく短時間で炎の状態は最高潮に達するため、撮影ポイントを変えたい場合は素早い移動が肝心です。
観客の塊の中にいると移動が難しいので、あらかじめ移動経路や足元を確かめておくと安心です。
今回は撮影時のカメラブレを最小化するため、三脚を使い足元はゴム長靴にしました。水田は軽く耕されていて足がめり込んだので、ゴム長靴が正解でした。
18時34分 火の粉は少なくなったが火の勢いは良い
笹や木の葉などが燃え尽きたのか火の粉が少なくなりました。炎は勢いの良い状態が続いていますが、勢いのある炎の表情変化が、見た目ほどには写っていません。
夜なのでカメラの感度を上げてもシャッター速度が早くできず、あれこれ設定ダイヤルを回しながら写すうちにはピンボケ画像も多く、炎の色もまちまちになっていました。
撮影直後の画像を見ながら、シャッター速度、感度、絞り、明るさの調整などするのですが・・・火の勢いが良いうちに一枚でも多く写すために、各種設定の良し悪しを考えることよりも・・・とにかくシャッターを押すことを優先しました。
18時38分 火の勢いが安定してきた
この時間帯が一番観客も多く、火の勢いも良いようでした。次々に変化する炎の表情を捉えるべく何枚も写しましたが、どれも似たようなもので今一つでした。
18時41分 道路側の高い位置から撮影
火の勢いが落ち着いてきて周囲に積まれていた枯木や、正月飾りなどを投げ入れる様子が見えました。
18時43分 いつの間にか観客が少なくなった
周囲の燃え残りを中に移して少しずつ片付けていく段階です。一部では竹の先に餅をつけて焼くような様子もありました。
点火から13分、まだ周囲には準備された竹や枯枝、藁の束が残っていました。
少しずつ炎の勢いが弱まりますが、安全にすべて燃やして片付が終わるまでには相当な時間がかかりそうです。
毎年素晴らしい伝統行事を見せてくださる花野町内会の方々には感謝、感謝です。インフルエンザに気をつけて、今年も元気で過ごしましょう。
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