1月7日(火)野菜園など掃除して、帰り道に扇尾へ向かいました。
道沿いにある乳地蔵 以下の画像は1月7日に撮影
グーグルマップで気付き、機会を見て訪れたいと思っていました。
伊集院に向かう途中の住吉地区毘沙門自然の森公園脇を南へ進むと、扇尾小学校跡の750mほど手前の道路左手にありました。
乳地蔵の案内板
ここに参拝すると母乳が豊富に出ると言い伝えられているお地蔵様です。
様々な石仏や石塔の欠片を集めた感じ
明治初期の廃仏毀釈で壊された仏像や石塔、墓石などの欠片を集めたのでしょうか。風化が進んでいることもあり、お地蔵様のように見えるのは一部に感じられました。
10mほど北側にも小さな石仏があった
最近では管理する人もないようで、花などは見当たりませんでした。
深固院跡入口
乳地蔵から東側へ100mほどの位置には深固院跡の大きな案内板がありました。
加世田、吹上方面から鹿児島へ通じる県道35号永吉入佐線を利用することはあっても、扇尾~毘沙門を通ることは殆どありませんでした。
看板には深固団子発祥の地、幽遠山深固院跡と書かれており、平成2年度の村づくりパワーアップ事業とありました。
広場と建物があった
少し上がると農村広場の様なところがあり、地域振興のために駐車場と建物が整備されたのでしょう。
平成2年は1990年、今から35年も前のことですが当時は公共事業に勢いのあった頃で懐かしい時代でした。
現在では簡単に造れそうもない施設です。後に「失われた10年」などと言われる時代が始まった頃です。
その後も日本経済は横ばいが続き「失われた20年」とも言われ、今に至っている感じもします。
しんこ団子の由来など 建物壁の案内板
この寺跡は深固団子(しんこだんご)発祥の地とされ、毎年11月の祭りでは団子販売と地元の演芸が披露され多くの人で賑わっていたようです。
広場の左手に残る墓地
広場左手には壊された仁王像や石仏が残され、墓石のようなものもありました。
山手の竹林内にも小さな石塔のようなものが
孟宗竹が茂っていますが、地元の方々が年間を通じて管理されているようです。孟宗竹は太くて長いため、片付けや管理は大変な作業です。
破損していないように見えるが
全体に苔むしていますが、細かく見ると頭部は後で作り直されたような感じもありました。
こちらは墓石でしょうか
雲の切れ間から日差しが差し込んできました。右側の破損したようなものは何でしょうか。
和尚さんの墓石
こちらには花が手向けられており、大切な和尚さんの墓石のようです。
静かな場所であるだけに、今も残る廃仏毀釈の惨状に胸が痛みます。
短時間を過ごし今日の目的地「蛇の窟」(じゃのあな)に向かいましたが、時期を見て再訪したいものです。
道沿いにある乳地蔵 以下の画像は1月7日に撮影
グーグルマップで気付き、機会を見て訪れたいと思っていました。
伊集院に向かう途中の住吉地区毘沙門自然の森公園脇を南へ進むと、扇尾小学校跡の750mほど手前の道路左手にありました。
乳地蔵の案内板
ここに参拝すると母乳が豊富に出ると言い伝えられているお地蔵様です。
様々な石仏や石塔の欠片を集めた感じ
明治初期の廃仏毀釈で壊された仏像や石塔、墓石などの欠片を集めたのでしょうか。風化が進んでいることもあり、お地蔵様のように見えるのは一部に感じられました。
10mほど北側にも小さな石仏があった
最近では管理する人もないようで、花などは見当たりませんでした。
深固院跡入口
乳地蔵から東側へ100mほどの位置には深固院跡の大きな案内板がありました。
加世田、吹上方面から鹿児島へ通じる県道35号永吉入佐線を利用することはあっても、扇尾~毘沙門を通ることは殆どありませんでした。
看板には深固団子発祥の地、幽遠山深固院跡と書かれており、平成2年度の村づくりパワーアップ事業とありました。
広場と建物があった
少し上がると農村広場の様なところがあり、地域振興のために駐車場と建物が整備されたのでしょう。
平成2年は1990年、今から35年も前のことですが当時は公共事業に勢いのあった頃で懐かしい時代でした。
現在では簡単に造れそうもない施設です。後に「失われた10年」などと言われる時代が始まった頃です。
その後も日本経済は横ばいが続き「失われた20年」とも言われ、今に至っている感じもします。
しんこ団子の由来など 建物壁の案内板
この寺跡は深固団子(しんこだんご)発祥の地とされ、毎年11月の祭りでは団子販売と地元の演芸が披露され多くの人で賑わっていたようです。
広場の左手に残る墓地
広場左手には壊された仁王像や石仏が残され、墓石のようなものもありました。
山手の竹林内にも小さな石塔のようなものが
孟宗竹が茂っていますが、地元の方々が年間を通じて管理されているようです。孟宗竹は太くて長いため、片付けや管理は大変な作業です。
破損していないように見えるが
全体に苔むしていますが、細かく見ると頭部は後で作り直されたような感じもありました。
こちらは墓石でしょうか
雲の切れ間から日差しが差し込んできました。右側の破損したようなものは何でしょうか。
和尚さんの墓石
こちらには花が手向けられており、大切な和尚さんの墓石のようです。
静かな場所であるだけに、今も残る廃仏毀釈の惨状に胸が痛みます。
短時間を過ごし今日の目的地「蛇の窟」(じゃのあな)に向かいましたが、時期を見て再訪したいものです。
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