花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

磨崖仏と桜 川辺の岩屋公園 2024/03/29(鹿児島)

2024-03-31 18:28:25 | 
3月29日(金)知覧平和公園から川辺の岩屋公園へ移動しました。

11時35分 万之瀬川沿いの岩屋公園 以下の画像は3月29日に撮影


こちらは家族連れ中心で人は少なく、赤い欄干の花園橋から見える風景はゆったりとしていました。

堤防斜面に見えるのは水位表示板でしょうか、色によって通常、注意、危険水位を表しているようです。

やすらぎ観音


花園橋を渡ると左手に立派な観音様の立像があります。

公園内なので供花や線香台などはなく、宗教性が強く出ないよう配慮されている感じです。

川沿いの散歩道 桜の下を歩く人たち


飛行機雲を多く見かけた


まだこの時間帯は黄砂の影響が少なかったようで、空が濁っている感じはしませんでした。

清水(きよみず)磨崖仏群 この先は崖崩れの危険性があり通行止め


桜とツツジの咲く広場を下流側に進むと、右手の高い岩壁に大規模な清水磨崖仏群があります。

800年ほど前の平安時代から明治時代にかけて、当時のお坊さんなどによって彫り込まれた仏像や梵字の数々(およそ200基)です。

通行止め地点の下流側に多数ありますが、安全対策が極めて困難なようで通行止めが常態化しています。

十一面観音 ここまでは普通に歩いて行けます


阿弥陀仏 十一面観音の右上に刻まれている


左手(左岸側)は磨崖仏の展望台 後で立ち寄った


駐車場に戻って左岸側に向かう


川面には伝って行けそうな大きな飛び石が並んでいますが、前日の雨で水面下でした。夏場は水遊びが楽しそうです。

偲ぶ橋の手前右手 洞窟入口の仏様 


以前は季節の花が手向けてありましたが、今は管理する人がいないようです。

偲ぶ橋から上流部の風景


左手岩壁の複数個所に磨崖仏群があるものの、上流側のすぐ先で通行止めのため引き返してくる人が見えました。

ここよりも下流側にも模様などが彫り込まれていますが、見た目に判りくい地味な存在でおススメしません。

右岸上流側から見る偲ぶ橋 こちらまで訪れる人は少ない


左岸の展望台から見た磨崖仏 遠すぎて良く判らない


左岸展望台までの通路沿いには彼岸花があり、県内でもかなり早咲きで秋景色を楽しめます。

左岸展望台からの上流側風景 遠くに赤い花園橋


画面外左手には池と金閣寺のような形の和風カフェ「サクラノヤカタ」があり、屋根の頂点には鳳凰が止まっています。

ここは知覧の平和公園よりも広く川沿いにあり、山桜、彼岸花、紅葉など季節の花や風景写真にはうれしい撮影ポイントです。

久しぶりの南薩路は天候に恵まれ黄砂の影響を受けず、桜と新緑を楽しむことができて幸いでした。

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