花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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2013 花尾神社秋の大祭 太鼓踊り(鹿児島市)

2013-10-01 11:50:02 | 祭り・伝統行事
毎年秋分の日に行われている鹿児島市郡山地区の花尾神社秋季大祭に太鼓踊りなどの伝統芸能が奉納されました。地元花尾太鼓踊保存会は午前中と午後に、西上太鼓踊保存会は午後に奉納しました。

今年は残暑が長引き日中は気温が30度を超えて汗ばむほどの強い日射しです。彼岸花に縁取られた稲田は色づき始めています。



10時前には着きましたが境内の露店は準備万端整っていました。
神事の後、11時過ぎから太鼓踊り、獅子舞、疱瘡踊りなどの伝統芸能が奉納されました。



郡山町は平成16年に鹿児島市と合併しましたが、地区内人口は減少傾向なのか年々祭りに訪れる人が少なくなっている気がします。鳥居前に整列した花尾太鼓踊りの一行が広場に進んでいきます。





ここは杉木立に囲まれて広場の半分は日射しがさえぎられるので晴天では明暗差が大きくて撮影しにくいところです。



地元の花尾小学校の生徒も参加し、鉦叩きの人数が多くなっています。鉦の方が太鼓よりも動きも音も大きくて目立っています。

太鼓打ちは長い矢旗を背負い先端の飾りが濃い緑の背景に映えてきれいです。踊りとしては戦の踊りのようであり、加治木や蒲生の太鼓踊りに近いものがあります。



境内の露店は農具、包丁などの金物店、野菜苗の店、氷や綿菓子、たこ焼きなど様々。子供たちに一番人気があったのは景品を多数そろえた、1回300円のスーパーボールすくいのようでした。はるか昔を思い出して懐かしいものがありました。

午後は西上太鼓踊りが奉納されました。花尾太鼓踊りと殆ど同じですが太鼓打ちの矢旗が少し短い分だけ動きが軽快に感じられました。







太鼓踊りの左手を進む一行は「蟻の花尾詣で」、鹿児島市鶴丸城跡から約17kmを歩いての参拝です。神社近くからは古式装束の行列も合流し、丹後の局に扮した女性をれんだいで担ぎ到着しました。

この日はほとんど雲がなく一日中日射しが強くて連日の祭り撮影に疲れて、午後の花尾太鼓踊りを待たずに神社を後にしました。

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