花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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カメラ散歩 藺牟田の春 2020/04/26(鹿児島)

2020-04-27 17:47:58 | 自然観察
4月26日(日)藺牟田池は車が多く散歩、ジョギングの人が目立ちました。

閉鎖されていた竜仙人峡 めおとりゅうはし 以下の画像は4月26日に撮影


大きな水車、世界一郷水車がある薩摩川内市祁答院町の竜仙峡は売店、温泉、食堂も閉鎖されていました。上流部に架かる橋の夫婦竜も寂しそう。県内各地で小規模観光施設の閉鎖縮小が目立つようになりました。

私の世代は戦後の貧しい生活から飛躍的な経済成長を経験しました。あれもこれも便利になり感謝の気持ちで一杯です。一面的ですが極端に言えば、昔に比べて今の暮らしは物質的には極楽のようなもの。

昔は電気はありましたが、水道もなくテレビも電話もない。まして車などアメリカの映画にあこがれるものでした。現代の子供たちは逆にこれから経済が縮小し、生活レベル低下で辛い思いをするのではないかと案じてしまいます。

山道沿いで見かけたムベの花


あいにくの曇り空


日曜日でもあり訪れる人は多く、子供連れやシニアカップルが目立ちました。湖畔歩道のウォーキングだけでなく、周回道路では本格的なマラソン練習や競技用自転車も見かけました。

ハルジオンに集まる虫たち


苔に絡まれた湖畔のツツジ 枯死したツツジもあった


ベッコウトンボ 見かけたのはわずか1匹


先に藺牟田池の西側、山道沿いのツツジなど撮影してから湖畔に向かいました。すでに正午を回り少し風もあったためか、注意深く探しましたが見かけたベッコウトンボは一匹だけでした。

偶然見かけたアナグマ 撮影できたのは初めて 猫より一回り大きい


物音がするので見ると目の前5mほどの所にいました。前足で落葉をかき分けるようにゆっくり進んできました。人の気配を感じても慌てずマイペースで動き、視界から消えました。

ヤマツツジとウツギ


ヤマツツジは早咲きのものでは花が終わり、ウツギは今が花盛りでした。

田圃の畦に残る野仏


近づいてよく見ると顔が削られています。メシゲや鍬、茶碗を持った田の神様のスタイルではなく石仏です。明治初期の廃仏毀釈で難に会い、打ち捨てられていたものをここに祭ったものではないかと思います。

帰りにも野焼きを見かけた


撮影した時には遠くて気付きませんでしたが、お父さんと姉妹のようです。両親や祖父と農作業をした昔々の記憶がよみがえりました。親から子へ、さらに孫へ、大切な故郷と農地が守られていきますようにと願うことでした。

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