花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

乾燥続き 畑仕事に汗を流す 2019/04/06 (鹿児島)

2019-04-07 15:26:07 | 野菜作り
4月6日(土)、夏野菜の植え付けを前に畑の雑草などを片付けました。

鹿児島市犬迫町の桜 以下の画像は4月6日に撮影


桜の下にはタンポポ


鹿児島の桜は平年よりも一日早く3月25日に開花、その後寒の戻りで満開の発表がありません。所によってばらつきがありますが、まだ見頃が続くところも多いようです。入学式の頃まで桜が残るのは比較的珍しいことです。

視界の悪い吹上浜


風が描いた砂模様


強い風が描いた砂模様が、昨日のわずかな雨で強調されていました。雨量は5ミリ以下で期待外れでしたが、しっかり砂にしみこんだようです。

視界は特に悪く北側の江口方面から先は見えず、空気が濁って感じられました。中国大陸からの汚染物質流入により大気汚染が日常的になりました。雨で一時的にきれいになっても雨上がりの西風、北風が汚染物質を運び込むので厄介です。

畑の隅で咲き始めた紫蘭


久留米ツツジが花盛り


ツツジが特にきれいに咲きそろっています。普段は他の草木の緑と一緒になり目立ちませんが、この時期には力一杯美しい花を見せてくれます。

畑の隅の雑草を片付ける


いつの間にか畑の周囲から雑草がはびこってきています。土も固くなり芝生のようになっていたので、鍬で耕し雑草を抜き取りました。中腰での作業はきついため、板切れに腰を下ろし、次は低めの台のようなものに腰かけて作業しました。

竹の地下茎を追いかけて掘り取る


深さ60センチほどの位置を真横に耕作地内まで地下茎が伸びていました。途中で切ってもその先が成長するので、スコップで先端部を掘り進むと長さ1mほどもありました。夏場には大汗が流れて作業できませんので今の時期の頑張りが大切です。

あと一日の作業か


幅1.5m、長さ6m程度のわずかな範囲ですが、深さ50センチ程度まで竹の地下茎と茅の根などを取り除きました。山鍬を振るうと大汗が流れるため早くも麦わら帽子をかぶっての作業でした。

夕日も隠れる大気汚染


夕暮時も空は濁っていて海にきらめく光が見えませんでした。
雨の少ない日が続いていますが夏野菜の植付準備も必要なので、テンポを上げて畑作業を進めたいものです。
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カメラ散歩 小雨の城山 2019/04/05 (鹿児島)

2019-04-07 14:13:33 | 自然観察
4月5日(金)小雨の中、城山に出かけました。
晴天の新緑も良いですが雨に息づく姿を写したくて雨の日を待っていました。

鹿児島市中心部に近い城山(しろやま) 以下の画像は4月5日に撮影


石仏十三体


毎日のように掃除されているようです。倒木もそのままに森に溶け込んで、小さなお地蔵さまが仲良く並んでいます。

雨に濡れて息づく新芽


定期観光の小型バスが上っていく


売店の少し上にあるドン広場 楠の新緑と落葉が美しい


枯葉の上を歩き回る鳩


桜島山頂は雲隠れ


雨のせいか、普段多く見かける観光客がわずか・・・・・単に昼食時間帯で一時的にお客さんが少ないだけでした。

中腹に雲の帯がかかり山頂部が見える場面をイメージしていましたが、逆に雲が増えてきました。一期一会とも言いますが、たびたび通わないと良い場面には出会えません。

雨が止んで見上げる新緑の梢


木立の空洞に何かが・・・バットでした


小雨模様 傘は一つでも大丈夫


歩き回るうちに着込んだ雨具が汗ばんで、桜島の山頂は姿を見せず1時間ほどで撮影を切り上げました。この後、鹿児島市立美術館で開催中の「城山物語フォト5人展」でさまざまな城山及び周辺の表情を拝見させていただきました。
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快晴 日置市の桜を満喫 2019/04/03 (鹿児島)

2019-04-04 17:55:40 | 
4月3日(水)日置市に向かう道沿いと公園の桜を満喫しました。

県道沿いの桜並木 日置市伊集院町新村バス停付近 以下の画像は4月3日に撮影


同じく竹ノ山バス停付近


鹿児島市から日置市に通じる県道206号徳重横井鹿児島線沿いの桜です。妙円寺詣りの歩道沿いの桜と言った方が判りやすいことでしょう。伊集院町竹ノ山(チェスト館付近)から西へ土橋にかけて道路北側に桜並木が続いています。

全体には7分咲き程度、早いところは満開を過ぎて花吹雪も見られました。数か所に工事用投光器が置かれ、夕暮時には夜桜花見の人たちが集まり始めていました。

日置市伊集院町城山(じょうやま)公園の桜


伊集院地域市街地のほぼ中央部の標高142mの小高い丘で、市街地より徒歩で約10分の近距離に位置する都市公園です。

城山公園は中世山城の一宇治(いちうじ)城跡であり、歴史的な重要性を考慮し、史跡公園的な計画のもとに、自然地形を最大限に利用しながら整備が行われました。また当公園内神明城跡地は、天文18年(1549年)島津貴久氏が本城で聖フランシスコ・ザビエルと会見し、日本で初めてキリスト教布教を許したと伝えられている地でもあります。(日置市ホームページより)

簡易椅子の花見席


春休みで子供たちが多い


公園の桜が見えたので市街地を南西に外れたナフコ交差点を右折、すぐ先を右手に上がり城山公園に立ち寄りました。ほとんど満開に近く風は少しあるものの、快晴で最高の花見日和でした。

家族連れで花見の方に挨拶して話をするうちに、一昨年に亡くなったHさんと同じ会社に勤務していた方でした。50年以上も前に耕作していた畑の北隣で農作業をよく手伝っている人でした。

今は付き合いのない私の遠縁の人とも同じく親戚のようで、縁をたどれば私とも遠い親戚のようでお互いに驚きました。美しい桜とHさんが引き合わせてくれたような、うれしい出会いでした。

東には桜島を望む 左側は伊集院駅


南に遠く金峰山 左奥


平日だが駐車場は8割方の利用


広い公園なので花見の混雑とは全く無縁。展望台もゆっくり観覧できる状態でしたが、階段の上下には少し不安を感じました。思いがけないことで足を踏み外したり、転んだりすることもあるので慎重に行動するよう心掛けています。

日置市日吉町日置 毘沙門自然の森公園の桜


上の方は6分咲き程度


日置市毘沙門の桜は平成5年の大規模山崩れの防災工事後に植えられたものです。伊集院からは飯牟礼峠を下って左手すぐに上り口があります。平日のため小人数でお花見の人が3組程度でした。山と水田の緑に恵まれた環境ですが、桜の季節以外は訪れる人が少ないのは惜しいことです。

農作業開始が遅れた サツマイモ苗床のビニルを外す


数か所で種芋から発芽していました。本来はビニルトンネルの裾を一部開けて温度調整した方が良いのですが、数日置きにしか来られないためビニルシートを全部外しました。新芽が高温障害で傷むと苗の採取が遅れます。

アナグマによる種芋食害を防ぐため防護用ネットをかぶせました。雨が少ないためえんどう豆、おたふく豆、ジャガイモにも水を掛けました。

竹藪開墾を続ける


今月下旬には夏野菜の植え付けが始まるので竹藪開墾を急がなければなりません。この日は風があり気温も高くなりすぎず作業が捗りました。

厚手のゴム手袋をして山鍬を振るうため掌の皮が擦れて少し赤くなっていました。気温が上がり一雨ごとに雑草が伸びる季節です。
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平成最後の春 花を楽しむ 2019/04/02 (鹿児島)

2019-04-04 15:25:57 | 
新元号「令和」の発表前後に出会った花などを掲載します。

3月30日 道沿いのタンポポ 鹿児島市犬迫町


同じ場所で咲始めの海棠


花桃 実家の庭先


バラツツジ バラに似た花びらのツツジ


春の花が次々に咲いて目を楽しませてくれます。上の4枚は3月30日(土)日置へ出かけた際に撮影したものです。

4月2日 鹿児島市和田一丁目 妙行寺の南天 以下の画像は4月2日撮影


花の季節を待ってお墓参りに訪れました。境内にはツツジが咲き始め、早くもシャクナゲが満開でした。南天は赤い実を残しながら新しい花穂が出ていて驚きました。これも暖冬の影響でしょうか。

鹿児島市平川町 最福寺のソメイヨシノ


同じく 慈母観世音菩薩と波切不動明王像


鹿児島市のソメイヨシノ開花発表は3月25日でした。平年より1日早く、去年より8日遅く、その後寒の戻りが続いています。最福寺は平川の山手にあり北西の強い風が山から吹きおろし、墓の花筒を揺らしていました。

公園墓地入口の近くでは7分咲き程度でしたが、全般には5分咲き未満。お寺入口左手のシャクナゲはピークを少し過ぎていました。

梅ケ渕不動堂・観音群

鹿児島市伊敷町 伊敷梅ケ渕不動堂のソメイヨシノ


山中から流れ落ちる滝


同じくヤマブキ


高速道路上り線の鹿児島インター近くにある梅ケ渕不動堂は桜が満開でした。日差しが西空に傾く前に訪れることができました。この時期は桜と楓の新緑が美しく毎年のように訪れています。高速道路に近い場所ですが、あまり世間に知られておらず心静かにお参りできるところです。

初めて梅ケ渕観音に行く

駐車場奥のソメイヨシノが満開


小さな流れの滝


岩に彫られた観音様 笑顔が印象的な仏様


鹿児島では有名な観音様です。梅ケ渕と言えば観音様、合格祈願や商売繁盛を願う人々が大勢訪れるところです。

あまりにも知られているため、まだ一度も訪れたことがありませんでした。お正月参拝の様子などが多く報道され、道沿いの駐車場のすぐ近くに観音様が彫られた岩があると思い込んでいました。200円の有料駐車場に車を止めて周辺を見渡しますが、それらしい岩もなければ人もいませんし建物もありません。バス停の表示は名突観音入口でした。

近所の方に教えられて蕎麦屋さん横の細道を300mほど上がると右手には防災工事がされた斜面。さらに上がると左手に小さな滝があり、すぐ上に観音様の参拝所がありました。途中は家が立て込んで車の離合も難しいところでした。百聞は一見に如かずとはまさにこのこと。訪れることができて幸いでしたが、これほど駐車場から離れた山手の場所とは思いませんでした。 
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新元号は「令和」万葉集から 2019/04/01 (鹿児島)

2019-04-01 16:47:23 | 日記
4月1日(月)、注目の新元号は「令和」(れいわ)と発表されました。
テレビ各局は特別番組を企画し、各地の中継もまじえて熱のこもった報道を繰り広げていました。

4月1日 新年度のNHK朝のニュース


年明けから一段と注目を集めている新元号の発表は11時半の予定。予想が多かった「安」の文字は入るでしょうか、それとも事前に広まりすぎて使われないのか気になっていました。

朝から風が強い


日差しは春ですが寒の戻りで強い北西の風が吹いています。常緑樹の楠は春先に古い葉を落とし若葉と入れ替わりました。

新元号決定までの流れ 日本テレビ


元号に最も使われた漢字 TBSテレビ


霧島の高千穂峰山頂からの中継 フジテレビ


霧島連山の標高1574m、天の逆矛が立つ高千穂峰からの中継は大変だったことでしょう。天孫降臨伝説の地であり、まさに絵になる場所ですが登頂したスタッフの苦労がうかがえます。

菅官房長官の発表 NHKテレビ


ひるおび TBSテレビ 新元号額を手にする恵さん


やや緊張気味に官房長官が示した額には「令和」の文字がありました。「令」で思いつくのは、まずは命令、漢字の右側部分では年齢、冷気などくらいで意外な文字でした。よく考えると御令息、御令嬢という言葉もありますね。

「和」は昭和でおなじみ、人名にも多く使われる漢字で自然に受け入れることができました。昭和から平成、そして「令和」。昭和が戻ってきたような気もします。

事前予想では「安」が多く見られましたが嫌いな人もありそうで、「令和」の方が受け止めやすいのではないでしょうか。昭和天皇崩御の悲しみの中で発表された「平成」よりも今回は期待感があり、桜の季節、年度初めでもあり発表時期も良かったと思います。

早速の書初め 岡西佑奈(書家)さん フジテレビ


新元号入りの文書訂正印、お菓子や弁当などへの文字入れ、カレンダーの作成など関連業界は当分大忙しの状態でしょう。多くの局が学者や前回の改元業務関係者をゲストに集めている中で、芸能的な取り上げ方ではフジテレビが先んじていたようです。

有識者懇談会メンバー中山教授へのインタビュー 朝日放送


出典は万葉集 NHKテレビ


元号発表で少し気になったのは民放では手話通訳の画像が映し出されなかったこと。普段はうっとうしいほどに出てくる「ワイプ」(小画面)が表示されませんでした。大切な機会なのでこのような時こそ活用してほしいものです。

昭和、平成、そして「令和」と三つの時代を生きることになりますが、まだ実感がわきません。まずは「令和」がより良い時代になりますように願っています。
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