浪漫飛行への誘(いざな)い

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成田空港のカプセルホテル試泊

2014年08月04日 06時12分28秒 | 旅行
7月20日から成田空港の第2ターミナル前の駐車場の地下1階にカプセルホテル「ナインアワーズ成田空港」が新規にオープンしたが、春秋航空東京の初便搭乗にあたって、31日に早速、試泊した。

このカプセルホテルは、1h(汗を洗い流す)+7h(眠る)+1h(身支度)」の9時間というコンセプトのお洒落なホテルで今話題になっている。第2ターミナルから徒歩2-3分というのも魅力的だし、料金も1泊3900円と格安で、しかも7月31日までは、オープン記念価格で、2900円であった。

ターミナルからは案内表示がきちんとしていて迷うことなくフロントに行き着くことができた。入口から内装まで黒と白が基調で、フロントスタッフのユニフォームも全て黒であった。部屋数は男性71、女性58の計129室で、フロントから左右両側に男女のスペースが分かれている。

チェックインの際、番号の付いたロッカーの鍵とガウンのような寝間着とタオルとバスタオルのセットが渡される。番号はカプセルの番号でもある。夜9時頃チェックインしたので、あまり混んでいなかったが、夜11時頃は、長い行列ができていた。空港のホテルという性格から夜遅くチェックインして早朝にチェックアウトする人が多いものと思われる。31日は男女とも満室で、開業以来、ほとんど満室状態とのことであった。まだ、あまり知られていないかなとも思ったが、中国人をはじめ外国人の姿も相当見かけた。

入口を入るとすぐがロッカールームになっており、荷物を置けるようになっているが、十分スペースがあるので、スーツケース1個なら全く問題ない。次にロッカールームを出て右のドアを入るとカプセルが並んだ宿泊スペースが広がっており、また、正面のドアを入るとトイレと洗面台のスペースになっていて、さらに奥にシャワースペースがある。

カプセルは、2段になっているが、そこそこのスペースがあるので、窮屈な感じはしない。カプセルの入口にはスクリーンカーテンが付いているので、外から中は見られず、個室感も確保されている。カプセル内には、コンセントがあるが、プラグを回転して差し込む方式なのでちょっとわかりにくい。電気の明るさは自分の好みに調整できる。また、水の流れる音を出すことができる装置がついているが、あまり意味がないと感じた。カプセル内でもネットは使える。

トイレは、シャワートイレで問題ないが、洗面台にヘアドライヤーはあっても、コップは一切置いていないので、歯磨き用のコップは持参する必要がある。シャワールームはスペース十分で、快適であった。宿泊しないで、シャワーだけの利用も1000円で可能である。スペース的に厳しいかも知れないが、一般的なカプセルホテルのように、TVを見たり、お茶を飲んだり、利用者がくつろげる共用スペースがあったらもっといいなと感じた。

空港にカプセルホテルとはユニークな発想であるが、ただ寝るだけの夜遅く空港に着いて翌朝早いフライトを利用する人や早朝発のLCC の利用客を中心に、人気が出ることは間違いないと感じた。

今までに何回も空港乗継のため、空港近くのホテルに泊まったことがあるが、こんなに便利で格安なホテルは初めてである。歩いて行ける空港隣接のホテルはどこも高いのが常識であるから、革新的である。

今後とも恐らく満室状態が続くと予想されるので、利用したい人は早めに予約をした方がいいと思われる。早朝便利用の際は、是非、一度利用してみては?
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春秋航空日本の初便搭乗

2014年08月04日 06時08分42秒 | 飛行機
8月1日から国内線に初就航した中国母体のLCC(格安航空会社)である春秋航空日本の広島行の初便に搭乗した。

運賃は、座席指定代込で片道5890円であったが、空席があるため、直前では3000円で販売されていたので、損した気もする。成田から広島の他に、高松、佐賀へも新路線が開設された。機材は、B737-800で189人乗りのようである。

春秋航空は、上海に本社を置くLCCで、中国と日本を結ぶ国際線は2010年から運航しているが、今般、春秋航空日本という日本法人を作り、国内線に参入してきたものである。当初、5月末就航予定だったが、準備遅れで、6月27日就航に延期された。予約も全て開始されたが、パイロット不足その他準備不足のため、さらに遅れて8月1日の初就航となったものである。予約の変更や払戻手配も相当な作業だったと思われ、まさにつまずきのスタートであった。

成田空港発が早朝06:55なので、新しく空港にできた話題のカプセルホテル「ナインアワーズ成田空港」に前泊した。7月20日に開業したばかりで、オープニング特別レートで1泊2900円と格安であった。

チェックインは2時間前(他の空港は90分前)から35分前までとのことであるが、自動チェックイン機で手続きを済ませた。今回利用した運賃タイプは、スプリングといって、受託手荷物は、一人10㎏まで無料となっていたが、特に預けなかった。

ニュースによると初便のセレモニーとしてテープカットが行われたようであるが、どうも出発後に行なわれたようである。搭乗ゲートのところで、春秋航空のCEOと春秋航空日本の社長が初便の搭乗記念品として、日本酒(男性向け)または、スイーツ(女性向け)に記念の四角い枡とボールペンをセットしたものを搭乗客に配っていた。

LCCも4社目だからかプレス関係者もそれほど多くなかった。初便はプレスの招待もあるので、通常は満席となるが、今回は30席以上空席があったようである。いつも見かける初便マニアの連中はいたものの、満席にならない初便とは寂しいか限りである。

機内食メニューカードは各席には用意されていないが、いろいろ販売しているようである。初便ということで、通常は100円するというイタリアのカリアーリというコーヒーと佐賀の嬉野のお茶が無料でサービスされた。また、広島空港到着時、広島緑茶のペットボトルともみじ饅頭が記念品として到着客に配られた。

今回の初便搭乗により、JAL/ANA以外の国内線新規参入航空会社10社(スカイマーク、エアドゥ、スカイネットアジア、スターフライヤー、フジドリーム、ピーチ航空、ジェットスター、エアアジア、バニラ航空及び春秋航空)すべての初便搭乗の完全制覇を達成した。初便搭乗の様子は、別途、HPの初物シリーズで掲載予定。

折角、広島まで来たので、今日は福山に移動し、福山城と鞆の浦・仙酔島の観光めぐりを行なった。歩数計は19000歩にもなったが、それほど暑くなかったので、さほど疲れずに済んだ。鞆の浦は坂本龍馬と深い関わりがあることを知り、興味を持って、1867年に起こった龍馬はじめ海援隊の乗った「いろは丸」と「明光丸」との衝突事件の詳しい顛末を学んだ。明日は、尾道観光を行い、3日に春秋航空便で東京に戻る予定。
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