島倉千代子は、1938年3月に品川宿で生まれた地元出身の有名な歌手であるが、惜しくも。2013年11月に亡くなられたのは誰もが知っていることだと思う。通った小学校も我が子と同じ学校であり、親しみを感じる。1955年に「この世の花」で歌手デビューし、「東京だヨおっ母さん(1957年」、「からたち日記(1958年)」を始め、数々のヒット曲を出しているが、最も印象的な曲は、「人生いろいろ(1987年)」である。小泉首相(当時)が言及したこともあって、知らない人は
いないと思う。
この名曲は、品川宿にある京浜急行の「青物横丁駅」の列車接近メロディーにも使われているので、駅を利用する時はよく耳にする。この曲の採用はアイデアとしても素晴らしい。歌詞も素晴らしく、まさに人生いろいろで、共感を覚える。
亡くなる前から、彼女は近くの東海寺の大山墓地にお墓を用意していた。この墓地には、たくわんで有名な沢庵和尚、国学者で有名な賀茂真淵、鉄道の父といわれる井上勝のお墓もあり、そこに彼女の墓が仲間入りしたのである。「こころ」の文字が印象的で、からたちの花も植えられているようである。実際、亡くなってすぐにこのお墓を訪ねてみたが、まだ納骨前だったので誰もいなかった。千代子ファンであるなら、是非一度お墓参りに訪れてみてください、
写真は、島倉千代子のお墓(2013 11/15撮影)
青物横丁駅の列車接近メロディー : https://www.youtube.com/watch?v=vkaoXJKxFhM
人生いろいろ: https://www.youtube.com/watch?v=oaPt6seJLFg