
3月9日は「ありがとうの日」(ありがとうを届ける日)であった。英語のThank youの語呂合わせから来ていると思われるが、「ありがとう」は、「褒める」よりはるかに相手を元気づける最強の言葉であるという。「ありがとう」ということ言われて嫌と感じる人はいないし、嬉しくなるものである。相手の心を受け取った気持ちになる。「ありがとう」と言われるのは、いかに相手を幸せな気持ちにさせるかっていうのは、次のデータからもわかる。
「ありがとう」は、
・言われてうれしい言葉 No.1
・次世代に残したい言葉 No.1
・夫婦仲が良い二人が使っている言葉No.1 であるという。
また、「ありがとう」という言葉で思い出すのは、清水英雄著の「ありがとう」という書籍である。清水氏によると「ありがとう」という言葉は生命の喜びを表す最適な言葉で、「ありがとう」を魂の芯から発することができると成功・自己実現しやすく、人生を素敵におくることができるという。現役時代、接客サービス訓練の仕事をしていた時に知った書籍で、一番印象的だったのは、
「やっぱりお客様だ」
顧客でもない ユーザーでもない 会員でもない クライアントでもない 利用者でもない メンバーでもない 加入者でもない 使用者でもない 需要者でもない 消費者でもない 客でもない お客でもない お客さんでもない 「やっぱりお客様だ」という箇所である。当時、接客に携わる者は、接客にあたって、必ず「お客様」という言葉を使うように厳しく訓練されていた。
また、いきものがかりの「ありがとう」という楽曲もすぐに思い出す。曲も歌詞も素晴らしく、大好きな曲である。感謝の気持ちを届けることがいかに大切であるかを痛感する。また、最近拝聴したウェルビーイング研究の第一人者である前野隆司の講演でも、ウェルビーイングの大事な4つの因子の一つが「ありがとう」因子であることが強調されていた。個人的には、感謝の気持ちから、”Thank you”とは言えても、「ありがとう」という言葉を発するのが苦手なので、反省を込めて肝に命じたいところである。
「ありがとう」(いきものがかり): https://www.youtube.com/watch?v=lmJkA52nJI8
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます