浪漫飛行への誘(いざな)い

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「虻蜂取らず」「二兎を追うものは一兎をも得ず」

2020年07月14日 09時08分39秒 | ニュース

新型コロナ感染は収束するどころか東京等の大都市を中心に拡大の兆しを見せているここ数日の動向であるが、なんと政府は、Go Toキャンペーンを前倒して7月22日から実施しようとしている。国民の多くは、政府の対応に唖然としていると思う。経済を何とかしなければならないのはよくわかるが、東京の新規感染数が連日200人越えをしている現状を見る限り、このタイミングはないと誰しも感じている。テレビのワイドショーでも失笑の声が聞こえている。

政府の新型コロナ担当が、厚生労働大臣ではなく、経済再生大臣が担務するようになってから、その方向性が怪しいと感じていたが、国会を早々閉会したり、専門家会議を解散したり、Go Toキャンペーンを前のめりで実施しようとしたり、一連の政府の対応は疑問符だらけである。今、現政権に贈る言葉は、「虻蜂取らず」と「二兎を追うものは一兎をも得ず」である。質の悪い中国製のマスク配布で税金を無駄遣いしたり、勝手に全国の小中学校に一斉休校を要請したり、的外れの対策のみで、これからが正念場という時に不安がよぎる。この段階で旅行に出かけてもいいではなく、旅行に出かけることを奨励するキャンペーンを張るなんて信じられない。何か裏で利権が動いているような気がしてならない。電通やパソナが変に仕掛けていないか要警戒である。

日本人は馬鹿じゃないし、そこそこちゃんとした対応をするので、ブラジルのようにはならないが、トップがやっていることは、ブラジルの大統領とあまり変わらない。今回の一連のコロナ対策で現政権の無能振りというか国民を引っ張るリーダーシップの欠如というか正体があばかれた感があり、早く交代させないと日本はとんでもない方向に行ってしまう気がする。責任を痛感するだけで、責任をとらないトップは早く退場してほしい。戦後最長で最悪な政権に牛耳られた日本の悲劇をなんとかしてほしいものである。
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