浪漫飛行への誘(いざな)い

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検察は時の政権と手打ちか?

2020年07月12日 10時03分08秒 | 政治

黒川前検事長の政権べったり、賭博問題で検察も本来の仕事をちゃんとやるかなと期待を持っていたが、どうも我々の期待は裏切られそうな雰囲気である。10日に、東京地検は黒川前検事長を不起訴とする旨の報道がなされた。本人は賭けマージャンを認めたが、金額が少ないとか、常習性はないとかで起訴猶予となったようであるが、あれだけ政権ちとグルになって、悪事を働きながら、退職金もバッチリ受け取るなどとても容認できるものではない。

また河井夫妻買収事件でも東京地検の仕事ぶりに期待し、自民党本部が提供した1億5000万円の問題にも切り込んでくれるものと思っていたが、どうも様子が違うようである。河井夫妻は起訴したものの、買収のお金を受け取った約100人は起訴されない可能性が強いという。おかしな話であるが、そんな状態では、本丸への切り込みなど期待できるどころではない。検察としては、政権の介入阻止に成功し、自分たちの人事も100%実現できそうなので、このへんで、時の政権とも手打ちをしようとしているのではないかとの見立てもある。

マスコミでも有名な元検事の郷原信郎弁護士の「日本の権力を斬る!」チャンネルで明確にそのへんの事情を解説してくれている。コロナや豪雨問題でちょっと忘れていた感もあるが、合間をぬって黒川事件や河井事件が変な方向で収束しようとしている。これが事実であれば、がっかりであるが、もっとマスコミも真面目に追及してほしいところである。

「日本の権力を斬る!」22号:  https://youtu.be/p4uEd803d1M 
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