浪漫飛行への誘(いざな)い

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嘉納財団の裏金疑惑と森会長後継問題のきな臭さ

2021年02月15日 20時49分20秒 | スポーツ

森会長が女性蔑視発言から辞任に追い込まれ、後任人事がマスコミを賑わしているが、このドタバタ劇からきな臭い話がどんどん表沙汰になってきている。まず、嘉納治五郎財団の5億円裏金疑惑。この財団は昨年末にこっそりと解散していたことが最近暴露された。この財団は嘉納財団という名前がついているが、親族が関わっているわけではなく、どうも誘致にからみ、作られた怪しい団体であったらしい。

オリンピックの東京招致に際し、買収疑惑がくすぶり、竹田JOC会長が辞任に追い込まれた経緯がある。アフリカ人親子に裏金が流れたのではないかとの疑いがある旨、YouTube でも触れられているが、この親子は個人的にもよく知っている人物である。セネガル人親子で、親父は、当時国際陸連の会長として、アフリカ諸国に強い影響力を持っていたので、裏金疑惑もさもありなんという印象である。現役時代、仕事がらおつきあいがあり、どういう人物かよく知っている。また、息子の方は、名刺を交換した程度であったが、当時から親父のパワーを利用して、コンサルティング業務をやっていたので、これまたさもありなんという感じである。菅親子の関係と同じ構図である。2007年に大阪で世界陸上が開催されたが、その誘致にあたって、この息子が裏金を要求してきたことがあったようで、当然無視したが、そういう人物であることは知る人ぞ知るである。JOC関係者は、あまりよく知らずについ騙されたのではないかと思う。森さんが代表理事を務める嘉納財団がこの裏金に関わっていたようであるが、さもありなんという印象である。

次に、森さんが後任として勝手に指名した川淵さんは、ネトウヨの代表で、問題発言を繰り返し行っている要注意人物のようである。昔から嫌いなタイプの人物であったが、ここに来て、馬脚を露したようである。菅政権も彼の名前が出てきて慌てふためいたものと想像する。後任人事は、混沌としているが、オリンピック中止はほぼ決まっているので、敗戦処理が主な仕事となり、誰もやりたがらないと思われる。誰が貧乏クジを引くのか見ものであるが、個人的には、嘘ついてオリンピックを誘致した安倍元首相に責任を取って敗戦処理をしてもらいたい。仏教の言葉でいえば、悪因悪果であり、種をまいた人が刈り取るのが一番妥当である。他の人に押しつけては可哀そうである。

一月万冊でのジャーナリスト佐藤章さんの解説:



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