報道によるとイスラエルが最速で新型コロナワクチンの接種が進んでおり、世界の注目の的になっている。イスラエルは、昨年12月20日にファイザー社のワクチン接種を始め、人口の3割以上にあたる約300万人に1回目の接種を終え、そのうち100万人以上が2回目も済ませているという。日本なんかは、まだ接種は全く始まってもいない上、今後の供給体制も不確かな感があるというのに、この差は何であろうかと考えてしまう。
報道によると優先的にワクチン供給を受けられる理由、接種に関する国民の医療データを製薬会社に提供すると約束したことだという。事実上、世界の実験室として機能しており、世界中がその成否に注目しているという。世界各国で供給体制に問題が発生してきているようだが、日本も、ワクチン手配の初動体制に問題があったことが明らかになってきたような気がする。ワクチン接種の手配遅れは現政権の責任も否めない。
ワクチンが入ってきても、それをどういう体制で集団接種していくかも不安がよぎる。どこで、いつ、どういう形で接種の案内が来るのかかけらの情報もないし、指定された日がどうしても都合が悪い場合はどうなるのであろうか?日程の再調整など考えるだけでもぞっとするほどである。経験のない集団接種には、間違いなく、様々なトラブルの発生が危惧される。今、体育館で卓球の練習をやらせてもらっているが、間違いなく、ワクチン接種のため、当分の間、使えなくなるものと思われる。ワクチン騒ぎはこれからだというのに、いまだにオリンピック開催にこだわる菅政権は気が狂っているとしかいいようがない。
ワクチン先進国のイスラエル(エルサレム)に旅行したのは、2014年3月のことだが、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の聖地だけあって、観光地としての魅力は満載であった。エルサレムに行かずして、キリスト教を語ることなかれと言える。今後、ワクチンで世界中の注目を浴びているイスラエルの動向をウオッチしていきたい。
イスラエル旅行アルバム: https://youtu.be/Q6duzhNfP3w