この年になると否が応でも知り合いの訃報が入ってくる。ここ数ヶ月でも、現役時代の上司・先輩・同僚・後輩、友人、隣人と次から次に訃報が舞い込んでいる。もう年だから、仕方ないといえば仕方ないともいえるが、やはり、ショックは少なくない。会社関係では、月に1回のOB会報のメールで訃報を知ることになるが、いつも恐る恐る見ている。12月の会報で、サービス訓練部時代の上司の訃報を知ったが、彼は58才の時に心臓の病で倒れ、24年間の闘病の末なので、痛ましい限りである。奥様に電話で訊いたら、50年の結婚生活の内、半分は看護の生活であったと語っていたが、達観している印象であった。大学の先輩でもあり、お見舞いに行ったこともあるが、時の流れを痛感する。贈答用のお線香を送ろうかとも思ったが、今回は、思い出の写真を再プリントして、思い出を添えて奥様に送ることにした。
年齢的にも上司はやむを得ないところもあるが、同僚や後輩の訃報に触れることも少なくない。最近では、入社当時千歳でお世話になった先輩、ヨーロッパ駐在仲間の先輩、大学のクラブ/会社でも一緒だった後輩とか何とも寂しい思いである。中国との卓球友好交流を通じ親しかった中国人の女性の訃報も思いがけずショックであった。同じマンションの隣人の訃報もショックであったが、テレビで著名人の訃報を耳にするたびに、人生とは?との思いにくれる。このブログを書いている時も、同年代の新井満氏の訃報が飛び込んで来た。新井氏は、芥川賞作家でありながら、作詞作曲家、歌手としても有名で、「千の風になって」の訳詞と作曲でも知られる。何ともしみじみとした素晴らしい曲である。また、松山市を歌った「この街で」も大好きな曲の一つである。ただご冥福を祈るのみである。
最近、親鸞聖人の浄土真宗の教えを学んでいるが、「なぜ生きる」かを理解し、阿弥陀仏の一念で難度の海を度する大船に乗せてもらいたいと願っている。今般、人生歌を集めたユーチューブを作成したが、その中にもちろん「千の風になって」も入っている。ジーン来る様々な曲を聴きながら歌詞をしっかり噛みしめ、残り少ない人生と向き合っていきたい。
「千の風になって」:(新井満訳詞・作曲 秋川雅史歌唱): https://youtu.be/yqzCwcL9xDc
「この街で」(新井満作詞 新井満・三宮麻由子作曲 新井満歌唱): https://youtu.be/1aMmcWCijnE