9月30日のBS-TBSの「うた恋!音楽会」の中で、大瀧詠一特集が行われ、いろいろ歌手が彼の歌を披露してくれた。彼は、シンガーソングライター、作曲家、音楽プロデューサーはじめ多彩な顔を持った多能なミュージシャンであるが、テレビに出るのは嫌いだったようで、世の中にはあまり知られていないかも知れない。彼の名前を知ったのは、彼は海外の地名の付いた楽曲をいろいろ作り、歌っていたからで、自分の音楽でめぐる旅行シリーズで彼の作品をいろいろ取り上げていた。例えば、「冬のリヴィエラ」「フィヨルドの少女」「カナリー諸島にて」「さらばシベリア鉄道」等である。
彼の曲で最も有名なのは。「夢で逢えたら」(ラッツ&スター他)かも知れない。「冬のリヴィエラ」も森進一が歌った有名な曲であるが、作曲は大瀧詠一である。「さらばシベリア鉄道」は太田裕美が歌っていたが、作曲はやはり大瀧詠一である。自分と同年の生まれであるが、2013年、65歳の時に、自宅で家族と夕食後のデザートにリンゴを食べている時に急に倒れ、亡くなったと言うからショックで驚きである。もう何が起きてもおかしくない年齢になっているということであろう。滅多に取り上げてくれないミュージシャンであるので、BS-TBSには感謝したいところである。
夢で逢えたら(本人が歌う): https://youtu.be/w4cxws4N_d4
冬のリヴィエラ: https://youtu.be/x5Ki7eT7AzA