11月11日という縁起のいいゾロ目の夜BSテレ東の「武田鉄矢の昭和は輝いていた」は【カバーポップス黄金期〜東芝レコードの大躍進】という興味ある特集をやってくれていた。
昭和35年創立の東芝レコードは後発であったが、洋楽のカバーポップスに活路を求め、日本の歌謡界に新風を吹き込んだ。当時の洋楽ポップスは我々世代が初めて接した音楽で、ちょうど英語の勉強を始めた頃でピタリのタイミングであった。「悲しき六十才」の作詞の青島幸男さんのエピソードも初めて聞いたが、「ステキなタイミング」などのカバー曲はどれも馴染み深いものばかりで懐かしいかぎりである。坂本九は象徴的な歌手であったが、若くしての事故は残念なかぎりである。
次に、東芝レコードは女性のポップス歌手として、弘田三枝子と奥村チヨを発掘して世に出した。弘田三枝子は、「子供ぢゃないの」とか「ヴァケーション」とかのカバーポップスをいっぱい歌っていたので、当時は夢中になって聴いていた。日本語の歌詞でメロディーを覚えていたが、原語の英語で歌詞にも大いに興味を持っていた。まだ英語の実力があまりない頃であったので、英語の歌詞はほとんど聴きとれなかったが、今振り返ると英語の勉強の生きたリスニング教材であったような気がする。今では、オールディーズとも呼ばれているが、懐かしさと英語の勉強を兼ねて自分のホームページに当時のヒット曲を原曲とカバー曲の両方でリストし、時々聴いては当時を懐かしんでいる。聴いているだけで一気に青春がプレイバックする。
懐かしのオールディーズ: http://romanflight.web.fc2.com/Oldies.html
懐かしのオールディーズ20選(女性歌手 歌詞付): https://youtu.be/LMDKngo3Hf8
懐かしのオールディーズ20選(男性歌手 歌詞付): https://youtu.be/h96c7X-oyNk