7月6日、お台場のホテルで開催された会社OB会の定時総会に急遽出席することを決め、久しぶりにお台場界隈に足を運んだ。出席申込はとっくに閉め切られていたが、その日になって、特に予定がなかったので、急遽出席することにしたもの。最寄駅からお台場にある東京テレポート駅までは、たった5分だが、なかなか行くチャンスがないので、少し早めに行って久しぶりに界隈を散策した。
高層ビルが多くなっている印象だが、核となっているフジテレビ、デックス東京ビーチ、自由の女神像(オープン時はパリのセーヌ川にある本物が展示)などはじめレインボブリッジを背景とする景色はほとんど変わっていなかった。お台場界隈は、いつ行っても、水辺の解放感が味わえるので、好きである。しかし、界隈のホテルは一変していて、昔の「ホテル日航東京」は、「ヒルトン東京お台場」に、京急の「ホテル・グランパシフィック・メリディアン」は、「グランドニッコー東京台場」に変わっている。ホテルを散策してみたが、ホテル名は変わっても、ハードはあまり変わっていない印象である。
お台場には、開発当時から思い入れがあり、1995年11月1日には「ゆりかもめ」の一番電車に乗車し、「台場駅」と「お台場海浜公園駅」の2番切符もゲットし、1996年3月12日にはホテル日航東京の開業日に宿泊した。また、1996年3月30日に「りんかい線」の「東京テレポート駅」の一番切符も徹夜して手に入れ、一番電車にも乗車した。あれから、もう27年も経つので、現地を訪れると感慨深い。1997年1月には、東京都による臨海副都心の愛称募集で、「東京ベイシティ」というネーミングを応募し、「臨海副都心賞」をもらったことも懐かしい思い出である。特賞は、「レインボータウン」であったが、今はほとんど使われていないのも不思議である。
定時総会は、グランドニッコーで開催され、決算、予算案、人事案が満場一致で承認された。出席者は100人以上いたと思うが、知っている人はまばらであった。OBといっても、1万人以上いると思われ、知らない人が多いのも当然で、総会への出席も10年振り位ではないかと思う。年月が経つと会社とも疎遠になる。総会後に現役の社長による会社の現状報告があったが、経営環境は上向いているようである。社長の講話までは拝聴したが、急な出席ということもあり、総会後の懇親会は失礼した。
写真は、ヒルトンとグランドニッコーのホテル
臨海副都心の一番・二番切符
臨海副都心愛称募集(青島都知事を囲んで)