浪漫飛行への誘(いざな)い

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定年卒業旅行の思い出

2024年02月09日 20時55分55秒 | 旅行

 

今年も2月に入り、卒業旅行のシーズンがやって来た。大学生が卒業を迎える時、社会人になったら当分、休みがとれないことが予想されるため、卒業前の2~3月頃に卒業旅行に出かけることが定番となっており、自分の場合も、卒業が学園紛争で5月末に延期されたため、3月~4月にかけて悠長に約1か月の卒業旅行に出かけた。もう50年以上前のことだが、沖縄本島で1週間ステイした後、石垣島→台湾の基隆→台北→高雄→台北→香港・マカオ→那覇→東京という長期間の卒業旅行と5月に大阪万博への1週間の旅行という恵まれた卒業旅行を経験した。

また、定年を迎えた時も、3月末の定年であったが、有給休暇と在職中に貯めた特別休暇をまるまる利用させてもらい、ありがたいことに、10月から3月の定年までの6か月という長期休暇を取ることができた。10月末から夫婦で10日間のクロアチア・スロヴァキア・フランス旅行に出かけ、12月には、2週間のニュージーランド・ブリスベン一人旅、1月初めから約1ヵ月はケアンズ(二人)・ブリスベン語学留学、3月初めから2週間はカナダのビクトリア(留学の下見)・バンクーバー・メキシコシティ・カンクン・チチェンイッツア一人旅と全部で4回の卒業旅行を行うことができた。

今振り返ると、大学の卒業旅行も恵まれていたと思っていたが、定年卒業旅行はそれよりはるかに恵まれていたといえる。幸運が重なり、何の制約もない6カ月という長期の休暇が取れたことは大変ラッキーであり、感謝する次第である。さらに、定年時も、定年直後の4月4日から6カ月にわたり、カナダのビクトリア大学での語学留学(遊学?)というロングステイを経験できたので、人生で最も充実していた1年であったといえる。英語の勉強の他に、ゴルフ三昧、テニス三昧、旅行三昧の6か月でもあった。今は時代が変わって、65才はおろか70才を越えても仕事から卒業できない人も多くなってきていることを考えると60才前後で1年間にわたって好きなことが自由にできたことはラッキーで、感謝してもしきれない思いであり、今となっては夢のまた夢の世界である。

 

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