浪漫飛行への誘(いざな)い

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世界遺産「神々と生きる ヒマラヤの3つの古都」

2024年06月04日 05時02分12秒 | 旅行

6月2日夜6時のTBS世界遺産では、ネパールのカトマンズ盆地にある3つの古都にある世界遺産が紹介されていた。TBS世界遺産の番組は、4月からナビゲーターが「杏」さんから「鈴木亮平」さんに交代していたが、4~5月はあまり興味のある世界遺産ではなかったので、今回はネパールということで初めて最初から最後まで見た。杏さんのナレーションは、2017年から6年半も続いていたので、彼女のナレーションのイメージに慣れ切った感もあった。鈴木さんは、大学の後輩でもあり、以前から応援していたので、新ナビゲーターとして、今後に期待したいところである。

今回は世界遺産として、ヒマラヤ山脈の南側に広がるカトマンズ盆地にある「バクタプル」「カトマンズ」「パタン」という3つの古都の世界遺産を紹介してくれた。カトマンズ盆地には、かつて3つの王国があり、競い合うように王宮や寺院を建造した。この3都市とも、2012年3月にカトマンズに4泊し、すべて見て回ることができた。残念ながら、2015年この地を襲った大地震により、多くの歴史的建造物が損壊してしまい、その後どうなっているか大変気になっていたが、大地震から9年が経った今、木とレンガでできた特有の伝統的建造物が匠の技で見事に修復され、美しくよみがえっていることが確認できて安心した。古都を飾っていた建物は、カトマンズ盆地に古くから住んでいたネワール族が建造したものであるが、今でもその匠の技が引き継がれているようである。

カトマンズでは、世界遺産であるダルバール広場、旧王宮、クマリの館、カスタマンダブ寺院(カトマンズの名前の由来)、スワヤンブナート等が地震前と後の比較映像で復興ぶりがよくわかった。バクタプルは、ネワール族の古都で、世界遺産のダルバール広場や旧王宮やニャタポラ寺院も見事に修復されていた。やはりネワール族が築いたパタンの古都では、世界遺産に指定されているダルバール広場にある寺院も地震前後の映像で復興ぶりが紹介されていた。ネワール族の建物は、レンガと木材の組み合わせで出来ているようで、レンガだけでも600種類もあるというから驚きである。

カトマンズには、日本食レストランも多く、朝からホテル近くの日本食レストランで日本食を食べていた。カトマンズ盆地にある見どころはほとんどすべて見て回ることができたが、4泊の内、2日目には丸1日かけて、小型飛行機に乗り、仏陀(お釈迦さま)が生まれたルンビニという仏教の聖地にも足を運んだ。たった4泊であったが、観光的には大変充実した日々で、ネパール観光を満喫することができた。早いもので、あれからもう12年も経ち、今では、懐かしい思い出となっている。今後も新ナビゲーターによる世界遺産の番組に期待したいところである。

ネパール旅行アルバム(2012年 約10分): https://www.youtube.com/watch?v=owK_tzCjs3I

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