我がマンションの管理会社である合人社は、「ウェンディ」という月刊生活情報誌を発行しているが、その11月号の「世界遺産探訪 マハーバリプラムの建造物群」のコラムに投稿していた写真が採用されて掲載された。マハーバリプラムなんて聞いたこともない名前かも知れないが、インドのチェンナイの南方にあるヒンドゥー教の聖地にある世界遺産である。情報誌では世界遺産の写真募集が継続的に行われているが、行ったこともないところも多いので、行ったことがある場合は、普通の安いデジカメの写真ではあるが、投稿することにしている。今までに、4回採用され、18x15cmという大きな見出しの写真については、トロギール(クロアチア)、モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ)に次いで3回目である。辺鄙なところが多いので、応募者が少ないのかも知れない。
マハーバリプラムには東西貿易の中心地として繁栄した6世紀以降の数多くの建造物や寺院や彫刻が残されているが、掲載されたのは「バンチャ・ラタ」という山車と牛や象をかたどった彫刻のある石彫寺院の写真を撮ったものである。象をアップして撮ったもので、気に入っている。また、今回は、小さい写真であるが、「クリシュナのバターボール」という転げ落ちない不思議な巨大岩の写真も掲載された。写真には、小さく、寄稿文、マンション名、投稿者名も付されている。謝礼は、たった500円の商品券であるが、ちょっと嬉しい想いである。全国の合人社が管理しているマンションの居住者対象に約100万部も発行されているというからかなりの規模である。
マハーバリプラムを旅行したのは、2006年11月のことで、バンガロールという都市で開催されたアジアのマスターズ陸上競技選手権に出張した帰りに、チェンナイとマハーバリプラムに立ち寄ったものである。当時、子供が長期にチェンナイに勤務するという話があり、その下見を兼ねたものであった。インドには何回か出張した経験があるが、衛生的にもとても快適に住めるような印象はないが、歴史があるので、歴史的建物等の世界遺産にはかなり魅力がある。
クリシュナのバターボール
(不思議にも全く転げ落ちない)
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