12月13日からダナンに3泊して、合間を見て市内の見どころを見て回った。ダナンは、ベトナム第3の都市で、歴史的には港湾都市として有数の国際貿易港であったが、今は極上のビーチリゾートとして有名である。今回はオフシーズンだったので、リゾートを楽しむことはできなかったが、市内の名所をいくつか見て回ることができた。
まず、ダナンのランドマ-クとなっているハン川に架かるロン橋(ドラゴン・ブリッジ全長666m)で、巨大な黄金の龍(ロン)が水面を泳ぐさまがデザインされたユニークな橋である。夜は赤、黄、緑など色とりどりにライトアップされ、金土日、祝日のみ夜21時から15分間、龍が口から火と水を吐くショーが行われる。幸いにも週末に滞在したので、15日にホイアン観光の後、パフォーマンスを見ることができた。予想通り、夜遅くきつかったが、迫力満点で見た甲斐があった。
ダナン大聖堂は、フランス統治時代の1923年に建てられたカトリック教会で、ゴシック様式のピンク色の外観は目立つ。行った時は日曜朝だったため、礼拝者がいっぱいで中に入ることができなかった。また、ロン橋のたもとにあるチャム彫刻博物館に訪れた。ベトナム中部一帯に栄えたチャンバ王国の遺跡から出土した7~15世紀のレリーフや石像が多数展示されていて、興味を覚えた。また、買物を兼ねて、ハン市場とコン市場の両方と大型スーパーマーケットにも足を運んだ。
最終日には、ガイドブックには載っていないが、ネットで見つけた「路地裏ウォールアート街」にも行って見た。2018年3月に、街を綺麗にするプロジェクトとしてオープンした知る人ぞ知るフォトスポットで、狭い路地裏のコンクリートの壁に3ヵ月かけて芸術家や大学生によって素敵な絵がいろいろ描かれたようである。一般の人が住んでいる界隈に色鮮やかな芸術作品が出現している印象で、そのギャップが目を引く。描かれとぃる絵は素人目には素晴らしい作品に見えたが、観光客は訪れているのであろうか?また、市内を走る無料バスを使って、ビーチエリアの内、ミーケービーチにも足を運んだ。ビーチエリアには、高層のホテルが多数建てられていて、オンシーズンは、リゾート客が殺到している風景が目に浮かぶようであった。
龍が火と水を吐くショー: https://www.youtube.com/watch?v=31WelMy1U5E
路地裏ウォールアートの絵の一部
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