我が区では、6月1日~30日まで間、キャッシュレス決済ポイント還元事業の一環として、「最大20%戻ってくるキャンペーン」が実施されている。昨今の物価高騰などの影響を踏まえ、区民生活の下支えをするとともに、区内経済の活性化を図ることが目的だという。内容は、4つのキャッシュレス決済サービス(au PAY、d払い、PayPay、楽天ペイ)を区内対象の中小店舗で利用した場合、最大20%のポイントが還元されるというものである。自分の場合は、PayPayしか利用していないが、20%還元は大変魅力的でついつい買物をしてしまうが、対象が中小店舗に限られるというのがミソである。
普段PayPayが使えても、大型店舗は対象外なので、対象店のポスターを確認する必要がある。家の近くにあるドラッグストアでは、サンドラッグやツルハドラッグは対象外だが、ケーポートは対象店であるので、この期間は、調剤や薬や雑貨はどうしてもケーポートを利用することになる。また、大手スーパーでは文化堂が対象店舗となっており、全品2割引となるのだから、その差は大きい。また、よく利用する小さな八百屋さんなどは対象なので、大変助かる。限度額もあるが、我々庶民はそんな高額品は買わないので、ほとんど影響ない。現在、区内では、約17%割引となるプレミア付き商品券も発行されているので、生活の知恵で店舗によって適宜使い分けている。
キャッシュレス決済は、今、急速に拡大しているが、スマホ難民の高齢者にとっては、微妙なものがある。現金払いがどんどん減り、カード決済も増えていたが、今や、スマホ決済がカード決済を超える勢いで増えている印象がある。若者の多くはスマホ決済派だと思うが、自分の場合は、ぎりぎりのところで、jump on the bandwagon状態であるが、スマホ難民なのでやっとの感が強い。もう少し高齢者に優しくあってほしい思いが強い。今回の還元率でも、キャッシュレスに馴染んでいる若者や一般的には10%でもいいが、60歳以上の高齢者のみ20%にするような大胆な施策があってもいいのではないか?キャッシュレス決済を促進したいなら、その方が効果的であるような気がする。
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