2025年に大阪・関西万博が計画されているが、7/1の朝日新聞のトップ記事で参加する国や地域が独自に建てるパビリオン建設に必要な申請が、大阪市に1件も提出されいないことがわかったという恐ろしいニュースが出ていた。人手不足が深刻化する建設会社と契約が進まないことが背景にあり、開幕までに工事が完了しない可能性があるという。
日本館も入札不成立で随意契約になるということは、規模縮小は必至である。海外パビリオンの建設も間に合わない恐れがあるし、維新にとって大打撃となりそうである。あと2年しかないので、実施できたとしても、規模縮小で相当お粗末な万博となりそうだが、それどころかマジ中止もありうるのではないかと危惧する。招致を決めた時は、安倍政権と大阪維新は蜜月関係にあったが、今は、安倍さんも松井さんもいないし、岸田政権が強力にサポートするとは思えない。万博を円滑に運営するために、東京五輪で起こったような汚職や談合が起こりそうな気もする。また、会場の夢洲地域は地盤が悪く建設もコストがかかりすぎ大変のようである。今後、建設が集中したら、建設会社も限られているため、対応不可のような気もする。コロナだってどうなっているかわからないし、要するにやってはいけないイベントになりつつある。東京五輪は誰も責任を取らなかったが、万博は誰が責任を取るのであろうか?カジノ候補地も同じ夢洲なので、地盤を考えると問題は大きい。
万博は、1970年の大阪も2005年の愛知も見に行ったことがあり、それなりに興味を持って見て回ることができたが、来る大阪万博にはほとんど興味がない。海外の万博への参加状況が問題になっているようだが、愛知の時は、たまたま知り合いが万博大使を務め、外国の参加を総括的に取りまとめていたが、今度の万博にはそのような大使がいるのであろうか? いるとしたら、一体何をやっているのであろうか? 海外パビリオンの建設の申請が未だにゼロというのは信じられないことである。万博会場は地盤が悪く、建設費用も高額になるようなので、このままでは万博中止もありそうな気配である。維新の大阪が恥をかくのは構わないが、岸田政権も早急にしかるべき対応策を講じる必要があろう。
一月万冊(7/4): https://youtu.be/XQE9f7TjAJg
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