新型コロナが5月8日から5類感染症の分類に変わったが、ウィルスそのものの感染性や病原性が変わるわけではない上、感染の実体が皆目わからない状況にある。沖縄が過去最高の感染状況になっているとか感染が拡大されている恐れがある。「のど元過ぎれば」のお気楽からか、コロナに感染しても、ちょっとよくなれば、平気で外出するし、マスクもしないし、我々が知らないだけで、感染が拡大している可能性も強い。回りにも感染者が増えているが、ほとんど風邪並みの対応のようで、マスクをつけていない人も多いし、街にはマスクを付けていない外国人観光客で溢れ返っている。
5回目のワクチン接種から所定の期間が過ぎ、接種券も届いていたので、7月4日に近くのクリニックで6回目の接種を受けに行ってきた。発熱等の副作用も心配だが、無料で接種できる最後となる可能性もあるので、受けておいたほうがいいかなとの判断である。区の接種対象者の接種率は30%程度と低く、6回目はもう受けないという声もよく耳にする。初めて行くクリニックで、なおかつ、血液さらさらにする薬を飲み始めてから初めての接種で、予診票にもそのあたりが書かれているので、当日朝は服用を控えた上、接種を受けた。どうも、服用をやめる必要はなく、ただ注射後2分程度指で強く押さえてほしいということだけであった。
クリニックは一般の患者さんでかなり混んでいて、熱がある人や具合の悪い人がいろいろ来ているので、待っている間に何か感染するのではないかの方が気になった。接種自体は6回目なので、慣れたものだが、いまのところ、今まで同様、熱が出るようなこともなく、本当に接種できたのか不安になるほどである。PCR検査の方はすでに有料になっているので、検査する人が相当減っていると思われる。岸田政権は無策状態だが、コロナはまだ収束しているとは思えないので、今後とも警戒を要する。
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