一月万冊(6/1)のジャーナリスト佐藤章氏によると、日本のコロナ対策は、政府の分科会メンバーに入っていた感染研ムラの専門家を中心とした押谷仁、尾身茂、岡部信彦、脇田隆字といった感染症対策の専門家達は、最初から全て間違っていたという。クラスター対策に固執し、PCR検査を増やす必要はないと主張し続けた専門家達を安倍・菅政権は、専門家会議や分科会のメンバーに起用し、間違ったコロナ対策に走ったしまったことが悔やまれる。感染症ムラや保健所の利権を守るために、未だにPCR検査を増やすことなく、飲食業を悪者にした対策に終始し、飲食業は生贄にされている。クラスター対策も飲食店イジメもすべて間違っているという。このあたりは、東洋経済オンラインにおいて上昌広氏(医療ガバナンス研究所理事長)が詳細に解説をしてくれている。
日本では、コロナは飛沫による感染がメインでPCR検査も濃厚接触者に限定しているが、海外での研究では、飛沫ではなく、エアロゾル感染で拡大するというのが主力で、飛沫対策だけでは不十分であるという。世界では当初あった飲食店原因説はもうとっくに消えているようである。しかし、日本では、飲食中の飛沫感染防止対策がメインで、いまだに飲食業を悪者にしている対策にこだわっているが、エアロゾル感染や空気感染でも感染することが分かってきているので、飛沫だけにこだわっていると、とんでもない感染爆発の恐れがあるという。
そんな中でのオリンピックを開催するというのは、地獄の沙汰であるような気がする。菅政権に真実の情報がきちんと流れていない可能性もある。もう五輪中止はないというところまで来ているようであるが、国民の反対を無視して強行するなら勝手にやればいい。その代わり、安倍、菅、西村、丸川、小池、橋本等の責任者は、何かあったら、戦犯としてきちんと責任を取ってほしい。IOCはずるいので、何かあったら、間違いなく日本に責任を押しつけるものと思われる。
一月万冊(6/1)による解説: https://youtu.be/xm9DIDzIGoo
東洋経済オンラインの上昌広氏の解説(5/24):
~飲食店だけを悪者にする日本の作戦に開いた大穴~ https://toyokeizai.net/articles/-/430026
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