竹内まりやが初めて紅白歌合戦に特別出演した。「未来へつなぐ命のメッセージ」という特別企画として、「いのちの歌」という曲を熱唱し、注目を浴びた。この歌は、2008年のNHK朝ドラ「だんだん」の劇中歌として発表され、家族や友人、もう会えない大切な人たちに「出会えた喜び」と「命への感謝」を歌った内容が幅広い世代から高い支持を集め、卒業式、結婚式など様々なシーンで歌われ、学校の道徳の教科書に歌詞が掲載されるほどである。
1月1日に「いのちの歌」のスペシャルエディションが発売され、オリコン週間シングルランキングで、7000枚で1位を獲得し、シングル1位歴代最年長記録(64歳)を達成したというから凄い。彼女は、シンガーソングライターとして、曲も素晴らしいが、歌詞に引き込まれるような魅力がある。涙や感動を生む人生応援歌を歌う歌手としては、NO1である。彼女は、いろんな曲を作り、歌っているが、一番好きな曲は、「人生の扉」で、自分の好きな人生応援歌としてトップにランクする。最近では、「最高の人生の見つけ方」の映画主題歌「旅のつづき」の軽やかなメロディに乗せて前向きな生き方に感動を覚えた。極め付きが、この「いのちの歌」(作曲は別の人)である。
歌詞は、こう綴っている。
「生きてゆくことの意味 問いかけるそのたびに 胸をよぎる 愛しい人々のあたたかさ この星の片隅で めぐり会えた奇跡は どんな宝石よりもたいせつな宝物 泣きたい日もある 絶望に嘆く日も そんな時そばにいて 寄り添うあなたの影 二人で歌えば 懐かしくよみがえる ふるさとの夕焼けの 優しいあのぬくもり 本当にだいじなものは 隠れて見えない ささやかすぎる日々の中に かけがえない喜びがある いつかは誰でも この星にさよならを する時が来るけれど 命は継がれてゆく 生まれてきたこと 育ててもらえたこと 出会ったこと 笑ったこと そのすべてにありがとう この命にありがとう」
道徳の教科書に載ることも頷ける、歌は魔法のような不思議な魅力がある。
「いのちの歌」: https://youtu.be/qLMexedUC4Y
「人生の扉」: https://youtu.be/g5YHNbaaTqo
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