セリーグの優勝がヤクルトに決まったが、今年はテレビでプロ野球を見る機会は圧倒的に減った。最大の原因は、テレビ中継が減ったことと巨人が情けないほど弱いことである。コロナ禍もあるが、ここ10年以上生観戦にも出かけていない。我々が若い頃の人気あるスポーツといえば、まだサッカーが流行る前であったので、圧倒的に野球であった。中学時代は、野球部に所属していたので、女子生徒にもてもてであった。小学校の高学年から野球といっても軟式野球だが、地元地域の野球クラブ入り、町の少年野球大会にも出場していた。ユニフォームも作り、1960年には優勝も手にした。今でも当時のトロフィーは残っている。そんなこともあり、中学に入っても野球を続けたが、放課後練習していると教室から女子生徒が声援を送る光景が今でも鮮明に覚えている。
高校以降は、野球は全くやっていないが、プロ野球を見ることは大好きであった。巨人・大鵬・卵焼き世代なので、プロ野球は圧倒的に巨人ファンでテレビの中継もよく見ていた。BS放送がまだない時代であるが、野球のある日は巨人戦を中心にほとんどテレビ中継があったような気がする。ON砲はじめ当時の巨人は強く、応援のし甲斐もあったが、最近は、大分様子が違う。まず、地上波での野球中継はほとんどなく、あってもBS放送で、巨人戦以外の中継があっても、巨人戦はどこも放映していないことも多々ある。また、今の巨人はチームが弱体化していて、応援のし甲斐が全くない。見ていても多くは負け試合が多いので、途中でチャンネルを変えるのがオチである。
大リーグで活躍している大谷選手の投打二刀流ぶりが見たくて大リーグの中継のほうはよく見る。日本の選手といえば、投手であれば、三振が当たり前のやる気のない打席が目立つし、野手の場合も、特に巨人選手は打率も低いし、見てて嫌になるほどである。巨人は菅野も不調だし、投手陣もひどい。それに対し、大谷選手は投手として14勝もあげ、34本のホームランというから雲泥の差である。巨人ファンは、強い巨人を見たいので、負けゲームではチャンネルを変えざるを得ないのである。従って、テレビの野球中継を見る機会がどんどん減っているのは、残念な限りである。
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