浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

古きよき香港が懐かしい

2020年08月19日 15時01分32秒 | 旅行

連日、香港からの痛々しいニュースが入ってくるが、今、香港はとんでもないことになっている。香港国家安全維持法という法律を中国が強引に導入し、民主化運動にかかわっていた周庭さん等を逮捕し、その後どういうわけか急遽保釈したことは記憶に新しい。1997年にイギリスから中国に返還されたが、返還後も長い間、従来の香港の良さは維持されてきたと思う。それが、習近平氏がトップに立ってから雲行きが怪しくなって、ついに香港の自由・民主を奪い取り、中国共産党が完全支配をねらったようである。香港の人達が怒り狂うのもよく理解できるし、同情する。何とかアメリカやイギリスに頑張ってもらって、中国共産党の支配から元の伝統的な民主化の方向に転換できないかと思う。

初めて香港を訪れたのは、今から50年前の1970年3月だが、その後も何回か足を運び、全部で6回訪問する機会があった。返還後では、2001年と2012年に旅行したが、まだ古きよき香港の姿は十分維持されていた。スターフェリーも健在だったし、ビクトリアピ-クからの香港の夜景もまさに百万ドルの夜景そのものであった。新しい高層ビルも増えていたが、昔の香港の魅力はそのままであった。

香港といえば、我々世代は、なんたって、映画「慕情 Love is a Many Splendored Thing」(1955年)の世界である。ビクトリアピークも象徴的なスポットで、いつも感動を覚えていた。主題歌も映画史上屈指の名作と言われるほど印象的な曲で聴くだけで香港の風景が目に浮かんでくるほどであった。

何回行っても、エキゾチックな香港の街は魅力的であったが、残念ながら、もう当分の間は怖くて行くことができないし、中国色に染まったままではその魅力が奪われてしまう印象である。ニュースを見るたびに香港の若者が可哀そうになるし、今の中国共産党体制は目に余るものがある。残念な話である。

画像は 百万ドルの夜景(2012年)

「慕情」主題歌: https://youtu.be/7qYYdiD4GW4

香港旅行アルバム(2012年): https://youtu.be/ye5B-R9Nr1c 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« テレサ・テンの声の魅力~カ... | トップ | プレミアム付き共通商品券が... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事