浪漫飛行への誘(いざな)い

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ベイルートで大爆発

2020年08月06日 08時24分22秒 | ニュース

レバノンの首都ベイルートで4日、大規模な爆発があり、150人以上が死亡し、ケガ人も6000人を超えるという大惨事になっている。ニュースによると、港の倉庫に保管されていた爆薬の原料にもなる硝酸アンモニウムが何らかの原因で爆発したものではないかということである。映像を見るといかにすごい爆発であったかがよくわかる。

ベイルートには、14年前の2006年6月に出張で旅行したことがあり、4泊して街の散策もやっていたので、街の雰囲気がよくわかるだけに、悲惨な光景を見て目を覆うばかりである。ベイルートは、地中海に面し、「中東のパリ」と呼ばれるほど華やかで美しい街で、世界で最も古い都市の一つであるだけに残念である。

ベイルート出張にあたり、ビブロスの遺跡(バイブル由来の地、紀元前18世紀頃)やトリポリのセント・ジル要塞(12世紀頃)や世界遺産のバールベック(紀元60年頃)やアンジャル遺跡(8世紀頃)それに南方のスール(ローマ遺跡、紀元前11世紀頃)まで足をのばした。歴史ある国なので、遺跡等の見どころも多く、首都ベイルートも何とも異国情緒のある街との印象を持っていた。

今は、コロナ禍で海外旅行もままならないが、海外旅行に出るということは、いつでも、このような惨事に巻き込まれる可能性も十分ある。2006年の時も、出張から帰国して1ヵ月後の7月にレバノンのシーア派武装組織ヒズボラとイスラエルの間でレバノン侵攻という戦いが始まり、スールの街がイスラエル軍によって爆撃を受けるという惨事も発生していた。まさにその時そこにいたらと思うとゾッとする。

ベイルートといえば、あの日産を食い物にして海外逃亡を図ったカルロス・ゴーン被告が滞在している街でもある。ゴーン被告の邸宅もテレビでは紹介されていたが、あまり被害を受けていないようである。とにかく、早く街全体が復興することを祈りたい。

レバノン旅行アルバム: https://youtu.be/CXnLdAd_ZlM

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