27日に総裁選を迎えるが、前日までメディアではマスメディアもネットメディアもいろいろなう予測を立てている。当初の大方の見方は、小泉進次郎氏の圧勝という情勢分析であったが、9人による討論会を重ねるにつれ、小泉氏の無知、無能ぶりが露になり、終盤で失速しつつあるとの情報が出回っている。候補者乱立のため、決選投票となることが確実視されている。石破、小泉、高市氏の3人の中から二人が残るという見方が有力で、誰が残るかで、決選投票の様相が一変するが、超右翼の高市氏は、危険が伴うので、恐らく、石破、小泉の両氏が残るものと見られる。ただ、決選投票になったら麻生派が高市氏を支援するというニュースが流れており、情勢は混沌としている。派閥解消の論議の時に、麻生派はこういう派閥ではないと主張して解散しなかったはずであり、麻生氏が裏で糸を引くような自民党は信頼できない。
二人の決選投票では、議員票の強い小泉氏の方が優勢であるとの見方が強かったが、ここにきて、ボロが出てきたことに加え、元朝日新聞記者でジャーナリストの佐藤章氏が一月万冊で特ダネスクープとして、重要な情報を提供してくれている。小泉氏が麻生元首相に支援を求めたというニュースが流れていたが、どうも、菅氏があずかり知らないところでの勝手な行動であったようで、怒った菅氏が石破氏に乗り換える可能性があるようである。実際は、投票寸前まで流動的なので、なんとも言えないが、大半の予想を覆して、石破氏が総裁になる可能性もあるようである。
個人的には、自民党が、9人も立候補者を出して、討論会等でマスメディアジャックをしてきたことに怒りを覚えるが、最終的には小泉氏が総裁になってほしいと思う。それは、リーダーとしての無能ぶりから、自民党の崩壊の道筋が見えるからである。経験豊富な立民党の野田氏との党首討論でもやれば、すぐにボロが出てきて、自民党の下野も見えてくる。石破氏が総裁になると野田氏はじめ野党も攻めにくくなると思われるので、野党は皆、小泉政権の誕生を願っているのではないかと思う。それにしても、27日夕方には新総裁が決まるというから目が離せない。
一月万冊(特ダネ 9/26): https://www.youtube.com/watch?v=goVHaabF-VU
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