浪漫飛行への誘(いざな)い

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ザ!世界仰天ニュース~航空機事故

2024年09月18日 19時12分57秒 | 飛行機

9月17日の日本テレビの「ザ!世界仰天ニュース」では、二つの大きな航空機事故の様子を詳細に取り上げていた。一つは、1997年8月6日の大韓航空801便のグアムでの事故ともう一つは1994年4月26日の中華航空140便の名古屋の小牧空港での事故である。目を背けたいシーンもあったが、つい最後まで見てしまった。

大韓航空便の事故は、B747-300で死者228人、生存者26人であったが、滑走路手前の山中に激突した当時の事故の様子を再現フィルムで詳細に紹介していた。事故原因についても、詳しく説明しており、これだけ時間をかけて事故の詳細を紹介した番組を初めて見た印象であった。登場人物も韓国人で韓国の番組で製作されたものと思われるが、悲惨でまともに見られないほどであった。

中華航空の事故は、死者264人、生存者7人であったが、エアバスA300という機材の自動操縦装置が優先されるという機能に起因した事故のようである。番組の多くの時間は大韓航空の事故についてであったが、個人的には中華航空の事故の方に強く引き込まれた。

というのは、この事故が発生した時、自分は東京で勤務していたが、直前まで名古屋に勤務していた経験から、事故処理の応援に派遣されたからである。担当は、遺体安置所となった体育館での遺族への案内係であった。次から次へと運ばれてくる遺体の確認のため、遺族等の関係者を案内するという何とも言えない仕事であった。遺体はほとんど丸焦げ状態で、その光景は今でも目に焼き付いている。遺族からは厳しい言葉が浴びせられるが、当事者ではなく、あくまで応援者という立場であったので、その分だいぶ気が楽であった。このような経験は、この時だけであったが、航空機事故の悲惨さを身をもって実感したものである。数日間の応援であったと思うが、人生観が変わるほどの思いを経験したともいえる。


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