菅政権は、ここまで来るとどれだけ感染が拡大しようと、国民の命がどれだけ犠牲になろうと、天皇の懸念も無視して、五輪を強行するつもりでいる。なぜなら、政権維持のために、何がなんでもやらざるを得ないのである。良識ある知識人は皆中止を求めており、中止要請の署名まで出回っている。国民の大多数もコロナで疲れ切っており、感染拡大を招く悪のイベントに反対しているが、良識を持って批判をすべき肝心のマスコミがグルになっているので、どうしようもない。安心・安全な大会なんて口先だけであって、実効ある具体的対策はゼロに等しい。バブル方式も穴だらけだし、空港での水際作戦もザルそのものである。国民のワクチン接種は間に合わないし、ボランティアはじめ大会関係者のワクチン接種も不十分な状態での大会突入である。デルタ株もラムダ株も深く潜行しており、7~8月に大爆発する恐れもある。政権は、今は、コロナ感染対策に全精力を注ぐべき時であるが、真逆のことばかりやろうとしている。日本を誤った方向に導いた戦時の軍部と全く同じである。
開会式まであと2週間となり、もう後戻りはできないので、五輪については、政権のメンツをかけて何が何でも強行すると思うが、政権維持とほとんど関係ないパラリンピックについては、菅政権は関心もないみたいで、感染拡大を理由に、あっさり中止する可能性もある。参加者の命を優先し、やむなく英断したというような空言をついて、国民の支持を得ようと目論んでいる可能性がある。五輪同様、パラも重視するなら、万全の対策を図り、パラも無観客でも実施すべきである。五輪だけは勝手に強行し、パラを見捨てる恐れがあるので、ウォッチする必要がある。菅政権の陰謀を許してはならない。今からでも遅くないので、五輪もパラも中止し、コロナとの戦いに専念すべきである。穴だらけの感染対策でビッグイベントを強行し、世界中にコロナの再感染をもたらしたら、間違いなく、菅政権に天罰が下ることになりそうである。
一月万冊(7/5)の考察: https://youtu.be/4YYoVDFBwT8
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