本日(10月18日)、バッハ会長と小池都知事との会談が行われるとのことでどうなるか楽しみにしていたが、その会談がテレビで生中継されていたことにビックリした。この段階での会談の中味は大変微妙なものなので、生中継されるなんて想像もしていなかった。これはまさに小池さんが透明化を推進しているからだと思うが、会談の内容は別として、生中継を実現させたことは完全に小池さんの勝ちである。
裏返せば、豊洲の問題もそうだが、今までは、いろいろなことが非公開、不透明に実施されてきたということであり、生中継は画期的なことである。裏で暗躍する森組織員会会長とは正反対の姿勢であり、小池さんに絶賛の拍手を送りたい。小池さんが都知事になって本当によかったし、もし自民党が推した増田さんがなっていたらと思うとぞっとする。
また、通訳の女性がIOC側と東京都側の両方の通訳を務めていたことにもビックリした。通常は、会談が行なわれる場合、別々の通訳が付くのではないかと思うが、一人で両者側の通訳をなんなく務めていたことに敬服する。長い会話の内容をメモに取り、正確に通訳するなんて、トップレベルの通訳しかできないことであり、それがテレビで生中継されるとなるとそのプレッシャーは想像を絶するものではないかと思う。現役の時に、日本の競技団体会長と国際の競技連盟会長との会談の通訳をやらされたことがあるが、悪戦苦闘の連続で、その大変さを身にしみて経験しているので、この通訳の素晴らしさにも拍手を送りたい。
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