浪漫飛行への誘(いざな)い

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東京マラソンの思い出

2022年03月07日 06時16分25秒 | スポーツ

6日、東京マラソン2021が約19000人の市民ランナーを含め実施された。男女の世界記録保持者を含め世界のトップ選手が集結し、男子では2時間2分40秒(キプチョゲーケニア)、女子では、2時間16分2秒(コスゲイーケニア)という好記録が生まれた。2021年の大会がコロナ禍で2022年3月6日に延期されようで、3年振りに市民ランナーも走ることができたという。男子の2分台の記録は、日本の大会では最速で驚異的な記録である。

東京マラソンは、2007年に第1回大会が開催され、エリートランナーだけでなく、一般の市民ランナーも約3万人も参加するという世界が注目する大会となった。第1回大会は、現役時代であったので、間接的に大会運営に関与した。東京での初めての大規模マラソンであったので、当時の国際陸連からも会長はじめ役員が来日したので、部分的にお世話をした。あいにく雨模様であったが、都庁のスタート地点でのセレモニーに参加することもできた。仕事で知り合った有森裕子さんが走ったこともあって、フィニッシュ地点(当時はお台場)では、当時ご主人であったガブちゃんと一緒に到着を待っことになった。また、次男も市民ランナーの一人として参加し、制限時間ぎりぎりのフィニッシュであったので、ヤキモキしたのをよく覚えている。今となっては懐かしい思い出である。

当時から、一般市民のマラソンへの人気はうなぎのぼりで、申込倍率も高くなるばかりで、一種の運試しで申し込む人もいたようである。あれから15年も経っているので、抽選方法やコースの変更等いろいろあって現在に至っているようである。個人的にマラソンは無理であるが、ランニングに取りつかれる人の心情はよくわかる。フィニッシャーとなった魅力がたまらないらしく、20年位前にホノルルマラソンの見学とメイヤーズウォークに参加した時、マラソンの完走者にフィニッシャーのTシャツがプレゼントされていて、誇らしげに身に着けている人々を街で何人も見かけたたことを思い出す。

今回は、日本人選手も好記録を出し、日本人男子トップとなった鈴木健吾さん(2時間5分28秒)と女子トップとなった一山麻緒さん(2時間21分2秒)が夫婦であることも驚いたが、今回、2人のマラソン合計タイムが4時間26分30秒となり、同一大会での夫婦合計タイムのギネス世界記録を更新。2017年に出したケニア人夫婦による4時間27分5秒を35秒更新し、“世界最速夫婦”となったというから二度ビックリした。

 


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