大阪万博については、ここ数ヵ月問題が次から次へと噴出し、ネットメディアはおろかマスメディアも取り上げざるを得ないほど深刻な事態になりつつある。もともと万博は大阪維新が大阪にIRカジノを誘致したくて、当時の自民党、安倍・菅氏と密約してその露払いとして誘致に成功したもので、当初からその杜撰な計画が問題になっていた。やばいと察知した橋下氏や松井氏は見事逃げることに成功したが、残された吉村府知事、横山市長は、必死に責任を日本政府に押しつけようとしている。日建連会長が大屋根リングを先に作ったら資材搬入の邪魔になるのでパビリオン工事ができなくなると苦言を呈した。また、ボランティア2万人募集も4000人程度しか集まらないという。もはや万博開催不能といえる。
運営経費の大幅膨張、壮大な税金の無駄、パビリオンの建設遅れ、お粗末な地盤沈下対策、350憶円もかかる大屋根リングの追加建設、一つ2億円という高額なトイレ、上下水道の未設置、非効率な地下鉄延伸、入場券の売り上げ不振、杜撰な台風・地震への安全対策、能登半島地震復興への悪影響、杜撰なアクセス対策、反SDGs、反省エネ、ボランティアのやりがい搾取、テーマの中身のなさ等々。問題だらけの万博は本当に開催されるのであろうか?一月万冊のネットニュースでは、そのへんの状況を詳しく解説してくれている。
一月万冊(2/27): https://www.youtube.com/watch?v=ysQk9bJa1ZU&t=1292s
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