オトギリソウ科 オトギリソウ
とても可愛い花を付けます。漢字表記は「弟切草」です。
鷹匠の兄弟の兄がこの草がタカの傷によく効くことを見つけました。弟に人には話すなと命じたのにも拘らず漏らしてしまいました。怒った兄は弟を切り殺したのですがその時に飛び散った血しぶきがこの草の葉や花に残っていると言う事でこの名前になりました。
花の端に黒点が有るのがその血しぶきと言われている部分です。葉にも端の所に黒点が残っています。確かに切り傷などには薬効がある様です。
イネ科 チゴザサ
名が表すようにとても小さな花です。3mmほどでしょうかそれでも拡大してみるととても奇麗なのです。
イネ科の花は蕊がコップブラシのようになっていますね。これに朝露が降りるとまた一段と奇麗です。
デンジソウ科 デンジソウ
最近はペットショップなどで「ウオータークローバー」の名前で売られているようです。美味いこと名前を付けたものですね。元々は漢字の「田」の字のように葉が4枚出るから田の字の草デンジソウと付きました。
芽出しの時はこんな感じに出ます。シダの仲間です。
ブドウ科 ヤブガラシ
緑色の花弁が直ぐに落ちるので中々ついているのは写すのが難しい程です。花盤がオレンジ色からピンクに変わって行きます。ハチなどが吸蜜に訪れています。
ナス科 ワルナスビ
明治期に発見されて以来全国に広がっているようです。鋭い棘でかなり根絶するのも厄介なようです。要注意外来生物に指定されています。
キブシ科 キブシ
雌雄異株ですから雌株しか実は出来ません。今シーズンは生りが良いようです。とても良い色合いの黒が出ますので草木染には無くてはならない植物でしょうね。
ベニタケの仲間
綺麗な色のキノコが出ていました。美味しそうですが食べることは出来ないでしょうね・・・