ふれあいの森特派員

ながら川ふれあいの森で見つけた生き物たちや風景など盛りだくさんの情報をお届けします!ときどきチェックしてね(^_-)~♪

今までで一番大きなものは9年生でした

2021-04-19 19:25:02 | 植物

                    ウラジロ科 ウラジロ

ウラジロの芽出しです。この辺りでは正月の鏡餅の下にこの葉を引きます。画像の物は大きくて長さが50cm以上になりますので鏡餅も大きなものしかバランスが取れないですね。

必ず二枚がセットです。このゼンマイのような部分がどんどん伸びていきます。

左右がそれぞれ伸びていき大きな葉になるのですが冬になっても殆ど枯れません。そして翌年この状態からスタートです。次から次と二枚ずつが伸びていくのですが一年で二枚なので下の方を手繰るとその株の年数が分かります。今までで一番長かったのは9年生でした。また機会が有れば探ってみたいと思っています。

マメ科 ゲンゲ

数年前にゲンゲを食べてしまうゾウムシが異常発生して県下ではほとんど見られなくなりましたが、また最近復活しつつあります。

岐阜県は蜂蜜の生産が盛ですがその蜂蜜の重要な蜜源でした。この画像でも映り込んでいますがミツバチやモンシロチョウが吸蜜に訪れていました。

    オオバコ科 タチイヌフグリ

ユーラシア大陸原産の外来種です。明治の頃入ってきたようです。オオイヌノフグリやこのタチイヌフグリ、更にはフラサバソウと河川敷や堤防法面は外来種の花盛りです。

オオイヌノフグリにそっくりですが小さく立ち上がっているので同定にはさほど苦労しないと思いますが・・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どれほど苦いのか?飲んでみました・・・

2021-04-18 19:10:34 | 植物

                  シソ科 キランソウ

別名ジゴクノカマノフタまたイシャゴロシ等々話題に事欠かない植物です。地獄の・・・も突き詰めればイシャゴロシと相通ずることでしょうね。素晴らしい薬効があるようで初期の病気ならこれを用いれば治るとか。で、イシャゴロシとなり地獄に行かなくても良いから蓋がされているというようなことのようです。

ミーハーで申し訳ないのですが大好きな綾瀬はるかさんが何かの番組で台湾でこれのジュ―スを飲んでいたんです。「苦い!!」と言いつつも一気飲みしていました。その綾瀬さんにあやかりこれは飲んでみなければと。葉を花事採ってきてすり鉢ですり水を加えてこの状態です。味見をすると確かに苦いのです。それでもセンブリほどでもないと一気飲みしました。後味に柑橘系(夏ミカンの皮)の香りがほんのり鼻腔をくすぐり嫌な感じでは無かったです。私の場合腰の調子が悪いのと頭のある部分が悪いだけでこれを飲んで実感できるほどの効果は分かりませんけれど、どこかが悪くなったら再度飲んでみようと思った次第です。

イラクサ科 ウワバミソウ

別名ヤマミズナと言われても居るようです。茎を採り油でチャッチャト炒めて醤油調味料などで一煮炊きすれば出来上がりです。癖も無くシャキシャキとした歯触りが堪りません。

ウワバミ(大きな蛇)が居そうな場所に自生しているのでこの名前です。山の谷筋に群生しています。

キク科 サワオグルマ

湿地帯に群生していることが多い植物です。流石にキク科と言うだけあって菊の花そっくりです。

背も高くなり遠目にも黄色ですから良く目立ちます。綺麗な花です。

ジシバリ

こちらもキク科ですが背丈はサワオグルマの様に高くなることは有りません。草地に時に群生又ポツリポツリとコロニーを作っている場合も有ります。

ヒラタアブなどが良く吸蜜によく来ています。

ナデシコ科 ノミノフスマ

それこそアスファルトの隙間から草地迄どこででも目にする草です。知ってはいるのですがしっかり見ていないって人が多いでしょうね。こんなに綺麗な花を咲かせるんですよ。

ナデシコ科の植物は押し並べて綺麗な花が多いですね・・・大和なでしこと言われる日本の女性も綺麗な方が最近多くなってきました。

メランチュウム科 ショウジョウバカマ

何だかとんでもない仕分けになっているのですが、メランチュウム科って何?以前はユリ科でしたから直ぐにユリを調べれば出てきたのですがメランチュウム事態を調べても花が出てきません。何だかな・・・ストレスが溜まるのですが仕分けは無視しまして、今現在のショウジョウバカマの様子です。種が実りつつあります。子孫を少しでも今ある親の場所より遠くに飛ばす作戦の為に花柄がこれからもどんどん成長し行きます。植物の親心です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春…アラカルト

2021-04-18 08:20:34 | 植物

                   マメ科 スズメノエンドウ

一度は取り上げないと、と、思い写してきましたが、しまった!カラスのエンドウを写してこなかった。カラスに対して小さい鳥はスズメなのでこの名前です。

確かにマメ科の花ですが小さいので一見白い粒が付いている様にしか見えません。これも老眼の性かも!(^^)!

カスマグサ

カラスのエンドウ&スズメノエンドウが出てくると自然にこのエンドウが続きます。が、しかしこれだけはエンドウは出てこない。カラスのとスズメのを取ってカスグサと付いています。洒落てます。

セリ科 セントうソウ

セリのような三つ葉のような細かい花が沢山つきます。大きくなった時これなんだ??と見直すことがあります。一見セリに似ているので食べられそうに見えるのですが食べた事は有りません・・・味はどうなんだろう?

ゼンマイ科 ゼンマイ

冬対策でしょうね。綿布団のような綿毛に包まれています。これとワラビはほゞ同じくらいに出始めるのですがどちらかと言うとこっちのゼンマイの方が先の感じがします。その分冬対策は必要なのでしょうね。

女ゼンマイと言われている栄養葉です。山菜摘みの時必ず親が教えた事は、二番芽迄は採って良いけれど三番芽以降は採るな。更に女ゼンマイは採っても良いけれど男ゼンマイは残し同じように株の三分の一は残せ!と言うようなことをその都度話していました。自然は大事にしないと無くなってしまうという大切な教えです。今どきは見つけたら根こそぎ採ってしまうのでどんどん無くなっていきますね・・・

ハナゴケ科 アカミゴケ

菌類なのに藻類(シアノバクテリア又は緑藻)を強制させて自活しているものです。苔とも違うのですがうまく説明できません・・・

ハナゴケの仲間ですから見た目も綺麗なものが多いです。

アマガエル科 ニホンアマガエル

一瞬何処に居るのか分からない位カモフラージュしています。同じこの子が緑の葉の上に乗っかると緑色に変化します。

こんな所に居るのに柄はこの柄です。真っ黒には変化できません。真っ赤も無理ですね。ですから周りが自分の変化できる色の所だと素晴らしく同化してしまいます。

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

樹木の花たち

2021-04-16 19:24:04 | 植物

                    イチョウ科 イチョウ

恐竜が闊歩する以前にすでにこの地球上に存在していたようで、現存している植物の中でも生きた化石としての地位はかなりのものだそうです。雌雄異株で裸子植物なのに針葉樹ではないという妙な経歴の持ち主です。この写真の垂れ下がっているものが雄花です。この樹木に注目したのはいつもコメントをお寄せいただくさんぽさんのブログのお陰です、改めてさんぽさんありがとうございました。

雄花のクローズアップです。私の頭脳では理解できないのですが植物なのに精子を持っているとか、他にはソテツもそのようです。

こちらが雌株のメシベです。この頭に付いている粒が秋にはギンナンになって食卓を飾るのです。

チョット写すのが遅かったのでギンナンの数歩手前の画像になりましたが、日本ではごく当たり前に食べられていて何の不思議も感じられていないようですが、地質などに詳しいヨーロッパの人たちにギンナンを食べさせるとすごく感動してもらえるとか?理由は化石でしか見た事が無いらしく、その化石の樹木の果実を今現在自分が食べているって所に感動されるようです。私などは子供の頃から拾ってきた実を口で少し割、囲炉裏に放り込んでエメラルドグリーンの実を頬張っていたので実感がわきませんが?ところ変わればの典型例かもしれませんね。

アサ科 エノキ

芽出しとほゞ同時に花が咲きます。雌雄同株で雌雄異花です。

こちらが雄花です十文字になった雄蕊から花粉が飛び出します。

こちらはメシベです。実の頭に蕊が付いていて微毛が花粉を受け止めています。江戸時代に一里塚にこれを植えたようで時の旅人は暑い夏はエノキの日陰で疲れをいやしたりしていたようです。

ムクロジ科 ハウチワカエデ

漫画に出てくる天狗の団扇の形をしたカエデです。特徴があるので同定しやすい部類では有ります。

雌雄同株ですからこの花の塊の中にオシベもメシベも有ります。ツンツンと飛び出しているものがオシベで、何だか微毛が有るなって見えるのがメシベです。このメシベが秋になると飛行機のプロペラのような種になります。以前の仕分けはカエデ科でしたが今現在はムクロジ科です。カエデ科に慣れた古い頭にはどうも違和感のある仕分けになりました。

クスノキ科 クスノキ

山笑うと言われるこの新緑の時期、葉を色着かせて落葉している樹木が有ります。その代表でしょうか?クスノキが紅葉して葉を落としています。

他の樹木と同じように新芽は出すのですが常緑故効率が悪くなった古い葉も整理しないといけません。よって新葉が育つこの時期に古い葉を落とすのです。竹も同じようにもう直ぐ秋が来ます。樹木も色々の性質が有るのですね。

アイスブレーク

コナラに振った雨粒が乗っていました。

細かい毛が有るので雨粒を弾きます。

これはこれで癒しになりますね・・・

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スミレいろいろ

2021-04-15 20:50:38 | 植物

                      スミレ科 スミレ

シンプルイズベスト。スミレと名がついているスミレです。

正にスミレです。

アギスミレ

このスミレは花はフモトスミレにそっくりですが葉に特徴があります。

少し映り込んでいますが、ブーメランのようにマ~ルくなっていきます。秋口葉だけを見てもとても面白いスミレです。

アリアケスミレ

ほゞ城に近い紫色のスミレです。

今シーズンはこんなに大株に仕上がっていました。

シハイスミレ

葉の背が紫色なので紫背スミレと名が付きました。

とても華やかな感じのスミレです。

フモトスミレ

アギスミレに似た花ですが葉が違って丸っこい葉です。

楚々とした感じに生えています。

ヒナスミレ

太平洋側の林内に生育する種類です。が、林の中に有っても光を欲しがるようで樹木が育ち光があまり刺し込まないような環境になると花を付けないようです。清楚なそれこそヒナの様に可愛い花です。

ムラサキ科 ハナイバナ

キュウリグサと同じ仲間なのでそっくりの花です。

葉と葉の間に花が付くのでこの名前です。面白い名前を貰っているものですね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする