ふれあいの森特派員

ながら川ふれあいの森で見つけた生き物たちや風景など盛りだくさんの情報をお届けします!ときどきチェックしてね(^_-)~♪

山の春です

2021-04-09 19:12:58 | 植物

                  ヤナギ科 バッコヤナギ

北の方へ足を延ばして今シーズンの春の様子を伺ってきました。目についたのは柔らかな薄いクリーム色の塊を付けた樹木です。

近寄って確認するとバッコヤナギ別名ヤマヤナギの花でした。ネコヤナギとはちょっと違う雰囲気で良い感じです。

フサザクラ科 フサザクラ

次に目についたのがこれです。花と言うには派手さが無いのですが早春の山の風物詩でしょうね。花びらの無いシベだけの花を咲かせているフサザクラです。今ご覧になっているのはオシベの塊です。

クローズアップするとこんな花です。かなり初期の形態を今に残しているのでしょうね。カツラのきもシベだけで花を咲かせています。

オシベの塊の元に雌蕊が有るのですがこの状態では見ることが出来ません・・・

床屋じゃないですが8:2分けにしてみました。これなら生え際が見えるのでは?細かい乳白色の粒粒が確認できますか?

これがメシベです。かなり原始的な生態を残している面白い樹木です。

カバノキ科 ツノハシバミ

歩いていると雄花序の垂れ下がっている樹木が有りました。何だこれは??もしかして・・・

探すと雌花も有ります。これはツノハシバミだ・・・驚きでした。今までここへは来ているのですがツノハシバミが有るとは全然気が付きませんでした。

日本のヘーゼルナッツと言われているくらい美味しい実が出来ます。沢山実がならないのが難点ですが、美味しい実です。以前には実の画像も持っていたのですが数年前に飛んでしまって実の画像は有りません。今シーズンは何とか写したいと思っている所です。

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山ではちょっと遅かったのですが、フキノトウが出ていました・・・

2021-04-08 18:21:24 | 植物

                 キク科 フキノトウ

雌雄異株のフキです。雌株の雌花です。雄株と比べると白っぽいです。

こちらは雄株の雄花です。黄色い色です。

雄株の両性花とオシベですが花粉が付いているのはメシベです雌蕊の元の方のリング状になっている所がオシベです。

こちらはmだメシベの部分に花粉が載っていません。両性花の雄花です。この両性花は種が出来ません。

雌花をアップしました。イソギンチャクの食指のような部分がメシベです。真ん中の白い物質が突き出ている所は両性花です。2~3個ほど雌蕊の中に含まれています。

メシベ多数に両性花1個ですね。雄花は夏前には褐色になって無くなってしまいますが雌花はタンポポの種のような綿毛の種が出来ます。秋風が吹き始めるとタンポポと同じように風に乗って種がアチコチに運ばれていきます。

バラ科 ヘビイチゴ

山の方では吹きの花が咲いていますが里ではヘビイチゴが満開です。

名前に何故ヘビが付いたのか理解に苦しみますが食べる事も出来ます。只甘味がほとんどなく美味い事は有りません。余程お腹が空いていたら美味いかも・・・

ムラサキ科 ミズタビラコ

毎年同じ場所で見ることが出来ます。

キュウリグサと同じ仲間ですから花もほとんど同じような花ですね。楚々としていますが綺麗です。

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こんな所に・・・

2021-04-07 19:47:09 | 野鳥

                シジュウガラ科 ヒガラ

何かが飛んだぞ??と、その場所を一生懸命探したらヒガラが2羽、水浴びした後の様でした。羽繕いをしている最中です。

居るって話は聞いていたのですがまさかの出会いでした。この時期だけなのか周年居てくれてるのか?定かではありませんが現認できただけで吉とします。

  ハナアブ科 ヒラタアブ

「パブロフの犬」という有名な犬が居ます。ベルを鳴らして餌を与えるとその内にベルを鳴らすだけで涎を出す処からパブロフ博士が条件反射を発見したという犬です。どうもハナアブが私のパブロフの言うのような存在でして・・・

飛んでいても花に止まっていても見つけるとシャッターを押したくなる・・・

ある時は散策途中のご婦人から「珍しい鳥が居るのですか??」『イヤイヤ、アブです!』「えー!!アブですか?血吸われると痒いですよね」てなやり取りがありまして、「血を吸わないアブで、真正面から顔を見ると江戸紫のコマーシャルしている三木のりへいさんの顔にそっくりなんですよ・・・」てな事でした。

それでもその後婦人まだその場を動かず・・・私はホバリングしているヒラタアブを写したいのに・・・

もう少し詳しい話までして納得してもらったような次第でした。いい年の徘徊老人がカメラ片手に空中を凝視していれば普通じゃないと思いますよね。しかも写す対象がアブと聞けばこの人大丈夫かと心配にもなるかも!(^^)!

バラ科 ニガイチゴ

以前アップした万歳していた蕾が花開きました。棘さえなければもう少しもてただろうに・・・

 


   

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この発色は・・・

2021-04-06 17:44:25 | 植物

                     モクセイ科 マルバアオダモ

この時期山に有る白い花と言えばサクラ以外はウワミズザクラかこのマルバアオダモでしょう。どちらもモコモコとした花姿ですがマルバアオダモの方が全体的にモッコリしているように見えないでしょうか?

一枝貰ってきて2時間ばかり刺していた水です。外の光が無いので青色がしっかりと確認できませんがほんのりと青い色合いになっています。その色合い故アオダモと名が付いたとか?

そのほんのりと青く見える水にブラックライト(紫外線ライト)を当てるとこの様に綺麗な蛍のような光が出てきます。全く不思議です。原因はアオダモに含まれていた蛍光物質が水に溶けだしそれがブラックライトに反応して発色しているのだとか。

左が普通の水で、右がマルバアオダモを着けていた水です。歴然と違いますよね・・・まさか昔の人がブラックライトで見たとは思いませんが僅かの水色の違いに気が付くという感性に脱帽です。

シジュウガラ新居

新居を作り始めたようです。先ずは苔から・・・これが完了すると獣毛になっていきます。

どこ見てんのよ!!って感じですけど・・・

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名前の語源が凄いのです

2021-04-05 21:09:33 | 植物

                アブラナ科 オオアラセイトウ

別名ショカッサイとも言います。中国原産で諸葛孔明が陣地の周りに植え野菜不足を補ったことからこの名が付いたとの説でが陣地に植えて収穫できる迄争いごとを続けていると言う事は話が大きい中国らしい話題ですね。

根っこも葉っぱも種もすべて利用できるようですが日本ではこれを食べているって話は聞いたことがありませんね・・・一度チャレンジしてみる必要アリかも!(^^)!

オオバコ科 フラサバソウ

ふれあいの森には一か所にしかありませんがヨーロッパ原産の外来種です。フランスの植物学者「フランシェ&サバテイエ」両者の名前を文字ってフラサバソウと言う名前になりました。木曽川堤のあちこちに蔓延っています。

しかもこちらの花色はふれあいの物より濃い色合いで綺麗です。

トクサ科 スギナ

少し前の画像ですが親子で丁度いい具合に育っていたので写し取りました。ツクシに丁度いい時はスギナがまだですしスギナに良い頃合いではツクシがダメですから親子は中々難しいのですがここの物は両方ともバッチリでした。

 

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