1月23日に第2回全曲演奏会を控えて、練習中。
セルゲイ・ラフマニノフの「晩祷」は全部で15曲。時間にすれば50分ほど。
短いのは30秒、長いのは、7分くらいか。
3年以上、この曲を練習しているが、完全にマスターしたと言えないのは、なぜなのか。
某指導者が、「同じ曲を何度も演奏するときは、その時、その時は最高に」と、言っている。
その時点での、100%以上を出すことで、1回目より2回目、2回目より3回目と、ステップアップ
して行くことを目指すということ。
「晩祷」については、今回2回目。
1回目より当然、ステップアップしていなければならないということになる。
メンバーも減り、団員の顔ぶれも随分かわってしまったけれど、団としては、2回目になる演奏会。
以前より、ステップアップした演奏をと団員一同、練習を重ねているか。
先日の練習で「本番まであと何日?」と問われた。
いつもなら「あと何回」と気にすることはよくあった。
「本番まであと18日だけど、今日が終わるのであと17日ある。17日あるということを念頭において、すごしてください」
との言葉をもらった。
17日間を、一人ひとりがどう過ごすかに、全曲演奏会の成功へのカギがある。
別の合唱団の練習を予定していたが、全曲演奏会の曲に注力しようと心に決めた。
悔いの残らない演奏会のために、自分なりの方法で自分なりに過ごそう。