まだ、1月で正月気分がようやく、過ぎ去ろうかというころなのに、悲惨な事件が続いている。
「いただきます」を言わなかったと、2歳のこどもに回し蹴りをした父親が逮捕された。
「自分が親から厳しく礼儀を教わっていたので、しつけのつもりで」といういつもの言いわけ。
虐待を隠すための「階段から落ちたことにしろ」と言っていたそうな。
2歳の子が両足を骨折する力は、相当なもののはず。
この父親は、幼いころ、虐待を受けて育ったのだろう。
親に暴力を受けて育った子どもは、自分の子や他人、配偶者にたいしても、正当化して暴力をふるうようになりやすいそうな。
言葉の暴力も、なくなって欲しいけれど、こんな弱者への暴力もなくなって欲しい。
別のニュースでは、指導のため暴行をし、湖に沈んでいた二つの遺体があったとか。
「過失致死」「傷害容疑」なんて言葉でかたづくことの不満は、消えない。