「なんとなく格好いい」という理由で流行ることがある。
一番目にするのは、服装だろう。
ズボンを腰のあたりまで落としたように穿くのが流行ったことがあった。
落ちそうな感じに見えて、気持ちわるくはないのだろうかなんて考えたことがあった。
高校生のルーズソックスとか、最近よく見かけるのにはブーツやストール系か。
見てくれだけの場合は、目撃したものに、不快を与えることもあるっても、本人は
満足しているということで、まあ、迷惑とも言えるけれど、害はない。
危険を伴う流行の場合は、問題が起きる。
自動車運転中の携帯電話の使用とか、自転車の傘さしなどによる片手運転。
一時期流行った長ーいマフラーも、怪我や死亡事故につながって問題になったことがある。
流行に敏感な人は、危険性を考えないで見てくれによって飛びつくことが多い。
危ない使い方、危険かもしれないことへの注意をすることは、ほとんどないだろう。
「ブレーキのない自転車」が一部の若者に流行っているとのニュースがあってびっくりした。
実体験しなくても、わかりそうに思うが、「かっこ良い」と飛びつく人がいたようだ。
結局、危ないことがわかって、「今後ブレーキをつける」とコメントしているらしい。
移動しながらの携帯電話、車中での携帯電話の使用など、危険性が言われるようになっても
「吾、関せず」という人が多いのを見ると哀しくなる。影響を受けた人が出たら、哀しいでは済まない。
「人に迷惑かけてないから、いいだろ」という返し文句があったが、迷惑を受けそうか、迷惑になるだろう
かの、検証をしてみようとする人は、だいたい流行に惑わされない人なのかもしれない。
「ブレーキのない自転車」は、ちょっと流行から沈静化に向かっているらしい。