1月23日に、本番のG.P.があった。
プロのソリストが入り、賛助を迎えてのG.P.は、仕上がりを予感させるものだった。
録音を聞いてみると、まとまって聞こえる曲と、ばらつきを感じる曲と、テンポが合わないという
曲とが、ある。
団員のテンションがまだ、低迷している。
不安に駆られているのか、もたついているように聞こえる。
ところどころは、伸び伸びといい響きの所もあるけれど、気が抜けたような感じの所もあって、
ムラッ気を感じた。
しかし、前回の演奏会より、一段とレベルアップしたのを感じる。
第一回全曲演奏会が決まって、新しい人が入り、練習を重ねている時、新入団のお一人から、
「(全曲演奏会なんて)無理じゃないの?今回は、見合わせたほうがいいと思うよ」と言われた。
子の件は誰にも、言わずに、当日を迎え、提言した人は、ふた月くらいで、転居のために退団
してしまったので、第一回演奏会の感想を聞くことはできなかった。
そんな、演奏会だったが、本番は、見事に三位一体かのような出来だったと思っている。
演奏会の後で、指揮者から「これで、(やっと)スタートラインですよ」と言われた第二回目全曲演奏会。
スタートラインから、少しは、頂上への第一歩は踏めるものと思う。
何合目に達すかは、演奏会当日に、どれだけ、皆の気持ちが一つになり、テンションを上げられるかに、
かかっている。