ホームから転落し、意識朦朧としていた男性を、出勤途中の警官や看護師らが、救助したとのニュースがあった。
連係プレーがきちんとなされて、全員無事。転落した男性は、とりあえず、病院に収容されたとか。
こんな、小気味よい、ニュースは、こっちまで嬉しくなる。
丁度居合わせた、赤の他人たちが、力を合わせて、迅速な行動をした賜物。
警察官以外は、人名救助として、警察から感謝状と寸志が贈られることだろう。
運命というのは不思議なもので、歯車の一つひとつが同じ方向に動いていくと幸運か不運に分かれる。
同じように線路に落ちて、あえなく散った人もいるし、助けたほうが、命を落とした、哀しい出来事も
また記憶に新しい。
時折、無事救助の方も、最近聞かれるようになったのは、嬉しいものの、少し複雑な面もある。
JR中央線では、転落防止の扉付けの工事がわずかづつ進んでいる。
中央線での転落事故は、他の線に比べると少ないようではあるが、最近の遅延、中止などは、1,2分のも含めればほぼ毎日のようにある。
交通安全週間は年に4回くらいあるはずだが、減ってはいるのだろうか。
急病・混雑など、交通事情は毎日、複雑な思いで利用している。
避けられない事情は少ない気がする。
せっかくのいい話も、暗い気持ちにかき消される、最近の事情って、どうにかならないのだろうか。