鳥肌のたちそうな、ニュースが目立った。
人身売買を目的に少女たちを監禁し、赤ちゃんを産ませていた施設が、寄せられた情報により摘発された。
救命士が、非番の時に、無断で持ち出していた救命の備品を使って、救護活動をおこなったものの、
無断で行ったことで、停職6カ月の処分を受けた。
原発の作業員が匿名を条件に、取材に応じたのに、実名を報道された。
人の痛みや、思いやりを失った人、いや、そもそも、持ち合わせていない人が最近多い?
知る権利があるとか、報道の自由だとかとの大義を振りかざして、単なる本人のエゴとしか見えない
ことを平然と、やっているのに、出会うと、怒りすら覚える。
思いやりとか気配りとかを、扱った本がベストセラーになったことがあったけれど、浸透はしないもの。
そうだろうとは、思った。
気配りや思いやりを考える人なら、すでにやっているだろうし、新たな分野での、開拓もするだろうけれど、意に介さないという人にとっては、そうした本さえ手に取ることはないだろうし、関心も持たないだろうから。
人の数が多ければ、鼻につく人も多くなるのは、仕方がないことかもしれないけれど。