広島市長が、信じられない発言をしたようだ。
「黒い雨とか何とかで、わしは被爆じゃけえ医療費まけてくれとか、悪いことではないが、死んだ人のことを考えたら簡単に言える話かな」
などと言ったとか。
被害者の団体から抗議を受けて陳謝したらしい。
この市長は、元官僚。
1953年(昭和28年)1月8日生まれ。
広島市東区出身。
略歴 広島市立基町高等学校 卒業。
京都大学法学部 卒業。
2011年3月の市長選に無新(自・公推)で厚生労働省を退職、高校を卒業して広島を離れたが、広島市生まれの広島市育ちとして、いつか古里の役に立ちたいと胸に秘めてきたと、して市長に立候補。
新人の6人が争って、当選を果たしたらしい。
ところが、
被爆体験記を出した被爆者との意見交換の際、被爆者への援護施策に触れ、「権利要求みたいに『くれ、くれ』じゃなく、『ありがとうございます』という気持ちを忘れないようにしてほしい」などとも発言したとか。
こういう考えの人が市長とは。
非核や平和を訴えて行く立場の市長が、官僚畑らしい発言とも言える。