「時空を超えて甦る幻の巨大四天王像」という、番組を見ていて、
「非公開」という文言にまた出会った。
「秘仏」とか言われることも。
本では、どこの仏像をみることができる。
たいては、一方向からだけだが。
実際に、神社仏閣などに行っても、「非公開」となっていることがよくあった。
今まで、何気なく過ごしていたこの言葉に、今回はひっかかった。
どうして?と疑問が。
ネットで、調べたら、同じような疑問を持った人がいたことがわかった。
『閉鎖された特殊空間が生み出した悪弊』とそのサイトでは、言い切っていた。
何かと閉鎖の好きな、この国は、外敵から守る内部からの反乱の芽を、防止しやすい
などで、隠すことに躍起となりやすい傾向にあるように思う。
仏像も、信仰の対象としてもてはやされた時もあったけれど、災難に見舞われた時代も
あった。
人間が増え、有名にもなれば、いたずらをしたり、盗もうとする人も増えてくる。
非公開と厳重にしまっておけば、これらの難に、会わずに済むということもあったかもしれない。
実際、最近、仏像ではないが、有名な彫刻だとか、観光地の、像だとか、壊されたり、盗まれたりのニュースが幾つもあった。
落書きなんていうのも、結構多い。
それらから、守るとしたら、厳重に非公開にしておけば、心配しないで済むかも。