ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

サマータイム

2011-06-23 11:48:25 | 日記

先の大地震の影響による、日本列島を巻き込んだ節電。

計画停電という言葉もポピュラーになった。

熱い夏が近づいてきて、サマータイムとか、節電対策とかが、毎日のニュースになる。

今夏初の熱帯夜だった東京で、すでにサマータイムを導入しているという企業の

ニュースがあった。

サマータイムには、概ね不賛成なのだが、15%節電を迫られている企業での導入は

止められない措置ともいえる。

涼しいうちから仕事をして、早く帰宅してということだけをとらえれば、八方丸く収まるように

見えるけれど、そのためのしわ寄せがあることは、水面下。

すぐ、思いつくのは、終業が早くなっても、帰宅が早くなるとは思えないこと。

企業戦士のサラリーマンは、帰宅が早まるのを好まない。

寄り道が増えるだけ。

それと、始業時間のシフトによる、保育園の開園時間の問題。

地域によって、始業9時というのが多かったけれど、東京近郊は8時半始まりが多い。

一時間シフトになると7時半始まりとなる。

自宅から職場まで、1時間半かかるとすれば、6時に家を出ることになる。

保育園は、たいてい8時半始まり。

早朝に、登園する場合、保育者は、さらに早く職場に出勤してもらうことになる。

保育者は、6時とか7時の出勤が必要となる。

学童の場合は、保護者が早く帰宅できれば、学童に行かずに済むことになるが、

シフトできるのは、大企業と、その周辺。

零細企業や、中小は、かえってあおりで、逆に遅くまでの仕事に、なることもある。

勢い、保育園や学童などは、時間が長くなったり、早出を増やさざるを得ないという

ことも起きるかもしれない。

そういうこぼれについて、手当はあるのだろうか。

一部だけの良さばかりを訴えているようにしか思えない。

問題は深い。