ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

一気飲み

2011-06-28 10:02:17 | 日記

アルコールハラスメント訴訟で和解が成立したそうな。

当時、20歳の男性が、ユースホステルの合宿に参加。

600mlの一気飲みを強要され倒れた。その後放置されていて、翌朝、吐いた物を

喉に詰まらせて、死亡したという事件だったらしい。

一気飲みは、今では、自粛されるようになった。

一気飲みで、命を奪われたら、遺族にとって、やりきれない思いで一杯だろう。

本人の意思での一気飲みは、ほとんどない。

周りから強要されるのが一般的だから。

強要した相手は、悪魔のようにも見えるだろう。

20歳頃、職場の人から、

「一気飲みした人の、血管がぶちぶちと切れる音を聞いたことがある」

と聞かされた時は、身ぶるいに近いものを感じた。

飲み過ぎて、泥酔状態になったり、車に乗せてもらったものの、何度も止めてもらって

は道端に失礼したり、朝起きたら、顔に擦り傷があったり、気持ち悪くなって目が覚めたり

ということを何回も経験して、ようやく、塩梅をつかめるようになった。

最近では、2日酔いにならない飲み方ができるようになった。

自分の限界、どういう飲み方ならどうなるかをきちんと把握できるまでには、何年もかかった。

飲むのが好きな人は、人に飲ませるのも好きな人が多いようだ。

静かに、自分のペースで飲むというのを邪魔する人も、いる。

ゆめゆめ、嫌がることを強いることは、止めて欲しい。

「嫌よ嫌よも好きのうち」とのたまう輩もいるが、それは、ほんの一部。

強要していいということではないということをわかって、もらいたい。