アルコールハラスメント訴訟で和解が成立したそうな。
当時、20歳の男性が、ユースホステルの合宿に参加。
600mlの一気飲みを強要され倒れた。その後放置されていて、翌朝、吐いた物を
喉に詰まらせて、死亡したという事件だったらしい。
一気飲みは、今では、自粛されるようになった。
一気飲みで、命を奪われたら、遺族にとって、やりきれない思いで一杯だろう。
本人の意思での一気飲みは、ほとんどない。
周りから強要されるのが一般的だから。
強要した相手は、悪魔のようにも見えるだろう。
20歳頃、職場の人から、
「一気飲みした人の、血管がぶちぶちと切れる音を聞いたことがある」
と聞かされた時は、身ぶるいに近いものを感じた。
飲み過ぎて、泥酔状態になったり、車に乗せてもらったものの、何度も止めてもらって
は道端に失礼したり、朝起きたら、顔に擦り傷があったり、気持ち悪くなって目が覚めたり
ということを何回も経験して、ようやく、塩梅をつかめるようになった。
最近では、2日酔いにならない飲み方ができるようになった。
自分の限界、どういう飲み方ならどうなるかをきちんと把握できるまでには、何年もかかった。
飲むのが好きな人は、人に飲ませるのも好きな人が多いようだ。
静かに、自分のペースで飲むというのを邪魔する人も、いる。
ゆめゆめ、嫌がることを強いることは、止めて欲しい。
「嫌よ嫌よも好きのうち」とのたまう輩もいるが、それは、ほんの一部。
強要していいということではないということをわかって、もらいたい。